ここ数年の間に、タイと日本を結ぶ飛行機の路線はずいぶんと増えました。
新千歳空港へも直行便が飛んでいるし、東京行きも本数が増えています。すごい勢いで日本とのつながりが増しているという実感です。

　“道産子”の私にとって特にうれしかったのが、バンコクと沖縄を結ぶ路線です。昨年2月に日系LCCのピーチが就航しました。飛行時間は片道約4時間半ということですが、バンコクからの飛行時間は4時間を切ることもあるようです。国際線だというのに、国内線で北海道から沖縄に飛ぶよりも、短い飛行時間で行けるのですから驚きです。

　バンコクの主要空港から那覇空港への直行便ということで、沖縄が急に身近に感じられるようになりました。

　私が沖縄に飛んだのはゴールデンウイーク直前のことです。暑苦しいバンコクから行くと、沖縄のからりと晴れた天候は最高でした。同じ常夏の国とは言っても、ずいぶん違うものです。

　那覇到着が早朝で、帰りの便は那覇発が夜ということもあり、連休を取りにくい人の中には、ゼロ泊弾丸旅行をしている人もいるようです。体力勝負の旅とはいえ、日中の時間は丸々沖縄で過ごせます。まぁ、私には到底ムリですが…。

　このLCCの就航によって、日本は一時帰国をするためだけじゃなく、“旅行先”としても選べるようになりました。また、日本からバンコクに来て、その後、沖縄も旅行する、という旅行者もいるようです。

　次は日本のどことつながるのかな？ー何て期待が膨らみます。

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