スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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採取したものを売ってくださる方から6本800円程度で購入したマツタケ

採取したものを売ってくださる方から6本800円程度で購入したマツタケ

 日本では最も高価なキノコとしておなじみのマツタケですが、スウェーデンでは、特に北部を中心に自生しています。

 マツタケはスウェーデン語で「ゴリアートムッセロン」(goliatmusseron)と言われていますが、「matsutake」 と言って通用することもあり、日本で重宝されているキノコとはうすうす知られているようです。


キノコ協会のイベント会場でマツタケも地元で採れたものを紹介

キノコ協会のイベント会場でマツタケも地元で採れたものを紹介

 先日キノコ協会のイベントがあり、マツタケの香りを試している人々も見掛けました。スウェーデン人の反応はというと、良い香りという人と、あまり良い反応しない人と、マツタケの独特な香りに対する好みは人それぞれ分かれる様子でした。

 これからがキノコ狩りの季節ですが、スウェーデンでは森の中に入ってキノコを採取するのは自由なので、自生するマツタケを採って食べることは無料でできます。逆に店ではなかなか売っていません。自分で採るものというイメージが強いようです。


出来上がったマツタケご飯。日本のマツタケと何ら変わらぬ香りでおいしいです

出来上がったマツタケご飯。日本のマツタケと何ら変わらぬ香りでおいしいです

 スウェーデンで自生するgoliatmusseronと日本で知られるマツタケがDNAの99.9%以上が同じと知られたのも、ここ10年ほど前のこと。赤松が多く自生しているので、自然のマツタケが生えるというわけですね。


(容器がミスマッチですが)オーブン蒸し焼きでマツタケ入り茶わん蒸しも

(容器がミスマッチですが)オーブン蒸し焼きでマツタケ入り茶わん蒸しも

 先日、採取された方から購入したマツタケをおいしく頂きましたが、私も機会があれば、森の中で無料のマツタケ狩りを行ってみたいものです。



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タグ:マツタケ

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