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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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準決勝で勝利し、喜ぶ義守大學の選手たち(白のユニホーム)

準決勝で勝利し、喜ぶ義守大學の選手たち(白のユニホーム)

 男子の方は、2014年の試合中に乱闘騒ぎを起こした義守大學と國立台湾師範大學(以下、台師大)、昨年の決勝と同じ國立體育大學と健行科技大學(健行科大)の準決勝でした。

 まず義守大學と台師大は、第3クウォーターまでは付かず離れずの展開で、義守が最小でも7点リードを保った状態で進みました。第4クウォーターに入り、義守大學がベンチにいる選手やチームスタッフが笑いが止まらないくらい3ポイントシュートを入れ、取った得点は31点。90ー68で勝利し、初めて決勝に進出しました。


ウォームアップの時点でダンクを決めまくる

ウォームアップの時点でダンクを決めまくる

 もう一つの準決勝は、健行科大が序盤から3ポイントシュートを続けて決め優位に立ち、79ー67で勝利し、3年連続で決勝に進出しました。

 決勝は女子の時同様、照明が落とされ、ストリートバスケのような雰囲気が出され、入場も家族やチームか選手にゆかりのある人と一緒に入場する形が取られてました。


試合中の様子

試合中の様子

 試合は、第1クウォーターこそ14ー12で義守大學がリードしたものの、第2クウォーターから徐々に差がつき始め、第3クウォーター終了時点で73ー32で健行科大が大差をつけ、最後は88ー63で勝利。

 健行科大が2年ぶり2度目の優勝を決めました。


試合終了の瞬間

試合終了の瞬間

 1年前は悔し涙にくれた健行科大の選手たちには、笑顔があふれ、喜びに浸っている感じでした。


表彰式の様子

表彰式の様子

 一方の義守大學は大敗したものの、過去最高だった去年を上回る準優勝。涙を流す選手はおらず、どの選手も達成感に満ちた表情を浮かべていました。

 この原稿が出ている時点では、どの大学にも新入生が入り、新しいチーム作りに入っているところ。11月から始まる(であろう)公式戦に向けて、どのようなチームを作り、成長を重ねながら来年3月を迎えるでしょうか。


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