
登録カードと記入コーナー
6月から各地でイベントが行われ始めてきた台湾。
過去にも紹介していますが、新型コロナウイルスの感染拡大の不安が消えているわけではないので、感染症対策を行っています。
足を運んでみると、イベントによってやり方が違うのが分かってきたので、その様子を紹介していきたいと思います。
まずは上の写真。
台北国際旅行展では名前と連絡先の携帯番号を書き込むカードサイズの記入用紙と記入用の台が用意されていましたが、記入用紙と立て看板にあるQRコードをスキャンして、情報を登録する方法も取り入れていました。
旅行展の場合、開催日の最初の入場毎に登録をしなければならなかったので、思わず「またやるの?」と声に出してしまうくらいでした。
この記入カード(ところによっては記入台帳)とQRコードから入力する方式は、今ではどこでもやっているようで、今後定着してきそうな雰囲気です。

入場時のマスク着用も義務付け
室内のイベントに関しては、入場時にマスクの着用が義務付けられていて、つけていない場合は、「入場を断る」ということでした。
12月1日から、公共交通機関など8つに分類されたところでのマスク着用を義務付け、指示に従わなかった場合は、3000~1万5000元(約1万1071~5万5359円)の過料が課せられますが、11月下旬に開催された高校バスケHBLの男子一次予選の会場では、トランシーバーを持った係員が客席に目を光らせ、マスクを外したり、きちんと着用していない人に注意をしていました。
12月に入り、MRT西門駅で36歳の男性がマスク着用の指示に従わず、台北MRTの係員と衝突し、男性が駅の外で駆けつけた警官に取り押さえられ、傳染病防治法(政府の感染症対策の根拠となる法律。指示に従わない場合の処分規定が記されているのが特徴)と、公務執行妨害で移送される事態がありました。
【参考】
https://youtu.be/0qRT5gqedjs

「歩きながらの飲食厳禁」の看板
歩きながらの飲食禁止も係員を動員して呼びかけていました。
とはいえ、中では試食品を提供したり飲食物を販売しているので、どうしても歩きながら食べたり飲んだりしたくなってしまいます。私の場合は、試食品はその場で、購入したものはゴミ箱の近くまで移動してから飲食し、終了後はすぐにマスクを着用。出たゴミもすぐに捨てました。
他のイベントを見ていると、場内の飲食禁止を強く呼びかけ、飲食物を入口の受付で預かっているところもありました。

これも今では普通
こちらは新北市のクリスマスランドのあるショップより。
・体温37.5℃以上の場合はお断り
・手の消毒用アルコールの準備
・手洗い、マスク着用の奨励
以上の3つは2月から当たり前になってきたものですが、今では当たり前になってきています。
検温は、人の往来が多いところではサーモグラフィーカメラ、少ないところでは非接触型の体温計を使っていましたが、これも見慣れてきたもの。
前出のHBLの会場では、2、3月の無観客試合同様、会場に入る前の手の消毒、ベンチで使われているイスの消毒も試合終了後にされていました。

イベントによっては「三密」不可避も
とはいえ、イベントあるところに人は集まるもので。
上の写真のクリスマスランドの会場では、12月12、13日にアーチストを招待してコンサートイベントを行いましたが、会場周辺は大混雑。警官も多数動員されていました。見ている限りですが、その場にいた人たちは、マスクをつけていない人はいませんでした。
11月に入り、コンサートやライブなども各地で行われるようになり、12月31日には、台湾各地で年越しカウントダウンイベントも予定されています。
私も、12月31日に予定されている年越しカウントダウンイベントに顔を出す予定ですが、その時の様子は改めて紹介しますので、またよろしくお願いします。
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