スウェーデンでもコロナウイルスの感染者が増加している現在、海外渡航自粛の警告も出され、休校、自宅勤務推奨など、大変なことになっています。

　そして世界中でコロナウイルスが蔓延していると、喘息や花粉症の方々は、また違った悩みを抱えるものではないでしょうか。

　本人は感染しないものとわかっていても、咳やクシャミをしていると、原因を知らない周囲の人々に「うつるのでは…」と心配される。なので電車やバスに乗りにくくなったり、肩身狭い思いをされることも多いのではと思います。

　日本では「喘息です、うつりません」など書かれたバッジやステッカーも売られているようですが、これがスウェーデンにも、そして世界各地にあればよいと思うものです。

　もちろん新型コロナ、そしてインフルエンザなどを広げないようにするための対策として、感染させる恐れがある場合は自宅待機することも大切ですが、喘息・花粉症など、感染の恐れがない方々も、そして周りの方々も安心して暮らせる社会を作るためにも、喘息・花粉症バッチなど、大変良いアイデアと思います。しかし残念ながら現在のところ、スウェーデンの喘息協会などでも流通していないようです。

　そして将来的には、妊婦マークなどと同様に、全国共通のマークが流通し、多くの人々に意味を理解されるようになると良いと思います。

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