カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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 米ミネソタ州で発生した、白人警官による黒人男性暴行死事件。黒人に対する暴力や人種差別の根絶を訴える運動が、米国内のみならず世界各国に広がっていて、ここカナダも例外ではありません。

 同時にカナダでは、警察官による暴力についても問題視する声が上がっています。そんな中で6月11日、カナダ中部のウィニペグで先住民の男性が逮捕された際、警察官が暴行を加えたとして大きく報道されました。


『National Post』他、カナダ国内の多くのメディアが報道。

『National Post』他、カナダ国内の多くのメディアが報道。

 男性はコンサートホールの窓ガラスを割って建物に侵入。警備員に銃のようなものを見せて逃亡を図ったというものです。朝7:45で市民が近くを通行している中、警察官が駆け付け、男性を取り押さえました。その際に警察官が武器を蹴とばしたことなどが問題になっています。


見づらいのですが、確かに警察官が足を使っています。

見づらいのですが、確かに警察官が足を使っています。

 日本生まれ、日本育ちの私にすれば、容疑者を殴っているのでもないし、抵抗する容疑者を取り押さえて、かつ手にしている武器を蹴飛ばすというのは、テレビドラマなどでよく見かける普通の光景でした。

 警察官が容疑者を殴っているわけでもありません。ただし、黒人男性暴行死事件の後、警察官に対する風当たりの強さは感じています。

 8月にプライドパレードというLGBTの人たちのパレードがあります。ゲイやレズビアンの人だけではなく、成績少数者を含め「違いを受け入れよう」というメッセージを大きく掲げ、「ストレート」の政治家たちも参加する大イベントで、バンクーバー警察なども参加しています。しかし、今年は「お前らには来てほしくない!」と、警察官は参加お断りになってしまいました。

 正直なところ、この逮捕劇が比較的大きく報道されるのを見て、カナダの警察官は大変だなと思いました。


対して大人気の消防士たち

対して大人気の消防士たち

 対照的なのは消防士です。バンクーバーでは毎年クリスマスの時期になると、イケメン消防士が鍛え上げた身体を披露するカレンダーを発売。大人気となっています。

 カナダの警察官は日本とは異なり、派出所があって落とし物を届けたり、道を教えてもらったりというような身近な存在ではありません。

 会うのは駐車禁止やスピード違反の切符を切るときぐらいで、「嫌な奴」的イメージがあるように個人的には感じました。

 警察官も消防士のようにカレンダーでも出したら?と思って、「まてよ、既に出しているかも?」と検索してみたら...


警察犬のカレンダー。これだけだとサポーターが増えないのでしょうか。

警察犬のカレンダー。これだけだとサポーターが増えないのでしょうか。

 警察犬のカレンダーはありました。

 「winnipeg police kick」でグーグル検索すると、幾つか動画が出てきますので、興味のある方は逮捕劇をご覧ください。


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