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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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ライン川沿いの町アンダーナッハに到着したリバークルーズの船

ライン川沿いの町アンダーナッハに到着したリバークルーズの船

 船はコッヘムを朝早く出発。わずかその1時間後に着いたのがトライス=カーデン(Treis-Karden)という小さな町です。雨模様だったのもありますが、通りには人の姿がなくゴーストタウンのよう。近くにスーパーがあったので、そこで少し買い物をしてその後はすぐ船に戻りました。

午後までこの町に滞在した後、今度は再びライン川へ入ります。そして2000年以上の歴史があるというアンダーナッハ(Andernach)の町へ。深夜到着だったため、翌日の朝食後さっそく町歩き開始!


歴史ある立派なライン門(Rheintor)

歴史ある立派なライン門(Rheintor)

 ライン川沿いの遊歩道から旧市街へ入れるようになっている門が、映画のセットのようでカッコいい。旧市街を囲む2キロほどの長さの城壁は800年前に作られました。


青いレトロな郵便ポスト

青いレトロな郵便ポスト

 門の横には青色の郵便ポストがありました。ドイツのポストはスイスと同じ黄色なのですが、ドイツの歴史的建造物には、こういったアンティークな青いポストが設置されている場所がいくつもあるのだとか。

 なんでもドイツがプロイセン王国だった頃に使用されていたもののレプリカだということですが、現役の郵便ポストとしてちゃんと手紙の回収もされるようでした。


城跡や塔、城壁があちこちにありました

城跡や塔、城壁があちこちにありました

 町を歩いていると、ローマ時代からの要塞跡がそこここに残っていました。また中世時代にかけて町の人々を守る要塞が拡張されたり改築されたりしていったのだそうです。

 城跡とお城の庭もありました。庭にはなぜか数羽のニワトリが放されていて、なかなか楽しそうに暮らしているように見えます(笑)。城跡と庭の隣りは介護施設で、スタッフと施設入居者らしき人たちが、のんびりと散歩をしている姿もありました。


城跡内の庭でのびのび生活していたニワトリたち

城跡内の庭でのびのび生活していたニワトリたち

 古い城壁や塔、門など荘厳で歴史的な建造物がある中、花や野菜、ハーブなども多く植えられている不思議な町並みがとても印象的でした。

 アンダーナッハは「食べられる町(エスバーレ・シュタット/Essbare Stadt)」を謳っている町で、こうして町の中で育てられている野菜や果物は誰でも自由に食べて良いのだそうです。

 もっとその辺りもじっくり見て回りたかったのですが、結局この町には船の出発時間の関係で2時間ほどしかいられませんでした。こうして半分後ろ髪を引かれる思いでアンダーナッハを後にしたのでした。


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