フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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今月バルセロナ市役所にて式を挙げたカップル

今月バルセロナ市役所にて式を挙げたカップル

 スペインの結婚式は特別変わったことはせず、ごく普通に役所や教会で式を済ませた後、披露宴を家か貸会場で行います。
アンダルシアの方では、役所前でギター片手に特有の帽子と民族衣装で場を盛り上げる事があるくらい。

 この国で何が特別かと言うと、それは「DESPEDIDA DE SOLTERO」デスペディダ デ ソルテロと言われる、結婚式前に催されるパーティーでしょう。
地方によって、その度合いにかなりの差が有るけれど、友人からの話を聞くと、スペインでの結婚は避けたくなってしまう。


花びらが撒かれた矢先に現れ、人々の合間で掃除し始める!

花びらが撒かれた矢先に現れ、人々の合間で掃除し始める!

 さて、このパーティーは言葉の通りに、独身最後を楽しもうと言うモノで、たいてい友達や知人が計画して行われます。
結婚式の1~2週間前になると花嫁になる人は女だけのパーティーに呼ばれます。花婿は男のみのパーティーに誘われる。

 ちょっと想像してみて下さい。
独身最後に、特別に思い出に残るような強烈な事を友達たちは考えるのですから…。


独身最後のパーティーの様子

独身最後のパーティーの様子

*家の中を人が入れないくらい風船で一杯にする。
*家の隅々まで小さな色紙のつぶてを散らかす。後の掃除が大変!
*部屋の入れ替え(例えばキッチンと寝室にあるモノを逆にする。知人で冷蔵庫に服を全部詰められた人がいます!)
*パーテイーの終わりには下着だけで家から追い出されたりもします。

 こんな祝福(仕打ち)を受け、晴れて結婚への道が開かれるわけですから、やはり強い精神が自然と養われてゆく!?

 過激な祭りが多いスペインに納得。






最近はお馴染みのお祝い菓子ドラジェの代わりに…

最近はお馴染みのお祝い菓子ドラジェの代わりに…


りんご飴を披露宴の招待客に配るのが流行

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  • 1 コメント

1 - Comments

sabaより:

2009 年 10 月 18 日 13:06:23

いやあ、際限ないですね。
マリッジブルーなんてなっている暇がないですね。

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