アメリカにきて気付いたことのひとつに、トイレに入った後手を洗わずに出て行く人が意外にたくさんいること、があります。
あまりにも頻繁に見かけるので、トイレの出口のドアノブに素手で触ることがなくなりました。
日本と違ってアメリカには必ずといっていいほど、洗った後手を拭く紙が備え付けられていますが、その紙を使ってドアノブをつかんで外にでます。
せっかく洗った手を汚さないようにするためのテクニック。
多くの人が実践していますし、私の4歳の息子にも公共のトイレではそうするよう指導しています。

先ごろ実際の統計がのっている記事を読みました。
イギリスでの統計で、なんと3分の２の男性、そして3分の１の女性が手を洗わずにトイレをでていくそうです。
この統計はイギリスのものですが、アメリカの実感値に近いものがあります。
日本人は過剰に消毒するなどと批判されることもありますが、アメリカでこのような基礎的な衛生習慣が浸透していないことには驚かされます。

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