最近、アメリカでもたくさんのお茶の清涼飲料が発売されるようになりました。ちょっと前までは、やたら甘いジュースのようなお茶が主流でしたが、健康ブームで無糖のものや甘さを控えたものもたくさん売られています。
その中で人気なのが、HONEST　TEA（オーネスト　ティー）。本物のお茶という名前のこの飲み物は、少しだけ甘いのが特徴。お茶本来のおいしさを味わえて、微妙な甘さ加減が癖になると、周囲でもファン多しです。

そのお茶に関して聞いた、ちょっといい話。
こちらの新聞に掲載されている漫画の作者Berkeley Breathed　（バークレー　ブレセッド）さんもこのお茶の大ファンでしたが、今ひとつ甘さが足りないと、いつも自分で少しだけ砂糖を足して飲んでいました。ある日彼はHONEST　TEA（オーネスト　ティー）に手紙を書きます。
「僕はいつも少しだけ砂糖を足して飲んでるよ」。
会社からの返答は、「あなたの手間を省くために、少し甘さを加えた商品を発売します。その代わり、ボトルにイラストを描いてくれませんか？」そこでできたのがこの商品。こういう偶然から生まれた商品って夢がありますよね。

レポーター「平岡 聖美」の最近の記事

• 新型コロナで変わった習慣
• カリフォルニアで外出禁止令が発動になりました
• たいやきソフトクリーム、韓国発

「アメリカ」の他の記事

• アメリカで水素自動車オーナーになって９ヶ月経ちました
• サンフランシスコでは完全無人のタクシーは一般化されている
• アメリカ　車不足