フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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神・王・祖国と大きく記されたモロッコの大地

神・王・祖国と大きく記されたモロッコの大地

 モロッコの国では、砂糖と麦とデイーゼル油は、決して値上がりしないそうです。
パンは、国民にとって大変重要なもので、他の穀類で代用できないと言う。
彼らは必ず、朝昼晩の食事にパンを1個食べます。
確かに、パリのモロッコの友人宅で、この円形のパンが食卓に必ず出てきました。


モロッコ国民に愛される直径約25センチの厚みのあるパン

モロッコ国民に愛される直径約25センチの厚みのあるパン

1982年、カサブランカで「パン」が1円値上がりした時、人々の不満が爆発!
800~900人の死者が出た大変な革命が起きたのです。

国が行方不明者と公表した人々は、実際は殺害されていたようです。
ガイドさんの説明によると、最近のニュースで、それに関わった者が、人生の終わりに心残りなく死にたいと告白、暴露したそうです。

彼らは、「パンの犠牲者」と呼ばれています。

国家は、国民に恐ろしいパワーを感じた事件となったのです。
以来、国家は、国民に約束したそうです。


立派なガソリンスタンドも存在しますが、こんなレトロも見逃せない

立派なガソリンスタンドも存在しますが、こんなレトロも見逃せない

ガソリン1リットル10.45DH/約107円、デイーゼル油約75円です。
デイーゼル油も、世界の変動に関係なく不変になりました!


マラケシュ市内は、タクシーが日本のように、そこら中に走っていました

マラケシュ市内は、タクシーが日本のように、そこら中に走っていました

 観光客にとって、公共交通機関があまり発達していないモロッコでは、タクシーは大事な足です。
町から町への長距離にも、良く利用されます。
古い車を使っているので、当たり外れがありそう。
何もない田舎で止まってしまわない事を祈って乗りましょう。
最初2.40DH/約25円からスタート、約5円ずつアップしていきます。2~3kmで123円でした。


ミントティーのセットは一人暮らしの人でも、必ず持っている

ミントティーのセットは一人暮らしの人でも、必ず持っている

 ミントの葉を急須いっぱいに押し込み、砂糖をふんだんに入れて飲む「ミントティー」は、この国No1の飲み物です。
毎日毎日、時間の許す限り飲んでるように思われます。
彼らにとって、砂糖はパンのように毎日必要なものです。
*このお茶だけのために使って、砂糖1kgパックが1週間持ちません!
アルコールを飲まないと糖分が欲しくなる、という事の証明のように感じます。

「砂糖・デイーゼル・パン」の3つは、国民に確保されなければならないモノ!
と、短い旅行で滞在しただけの私ですら、納得できました。


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