エコ+美観と一石二鳥!スイス式共同洗濯場
2010.02.02 up
スイスで生活を始めて一番驚いたのが「洗濯」でした。我が家は、子供のいない5世帯が暮らす三階建ての集合住宅です。
日本に比べると広い間取りですが、アメリカやシンガポールで住んでいた建物に比べると古くてコジンマリとしています。そして何と、洗濯機がないではありませんか!!
最近改築した友人宅のWaschküche(ヴァッシュクッヒェ)。彼女のところは最新の大型送風機も完備
スイスでは、殆どの集合住宅の地下に「Waschküche(ヴァッシュクッヒェ)」と呼ぶ共同洗濯室があります。通常、洗濯機、乾燥機、そして干し場があって、利用額は月の共益費に含まれていたり、コインランドリーのように利用する度に10円~20円程度を支払うなど、その仕組みは若干異なります。
うちは世帯数も少ないので特に不自由はありませんが、大型の集合住宅になると、利用日・時間が予め決められていて少々不便・・・という日本人妻の意見もチラホラ聞きます。
専用カードキーが配布されていて、利用度数に応じて後日まとめて清算する方法だそうです。ハイテク!
当初は、見ず知らずの人と洗濯機を共有し、乾燥機が使えない下着類などを共同の干し場に干すということに非常に抵抗を感じました。
でも慣れですね~。今では何てことなく、それどころか美的にもエコ的にも満更悪くないな~なんて、すっかりスイス人化しております。だって奥さん、粗大ゴミになる洗濯機や乾燥機を買わなくていいんですよ!でも、下着泥棒が横行する日本ではちょっと考えられない節約術でしょうか。
レポーター「ヴァルティ なぎさ」の最近の記事
「スイス」の他の記事
0 - Comments
Add your comments