フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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ヴィオレットの花鉢を3ユーロ/400円弱で見つけました!

ヴィオレットの花鉢を3ユーロ/400円弱で見つけました!

 フランス人に「こんぺいとう」を見せて、日本の昔からあるる飴だと紹介しました。
すると、「我がフランスにだって、対抗できる可愛い飴があるわ!」と、すかさず教えてくれたのが「ラ・ヴィオレット」です。


クリスタル化された花弁の砂糖菓子

クリスタル化された花弁の砂糖菓子

 
1930年頃、トゥールーズの菓子職人がこのヴィオレットを結晶化させてみたのがきっかけで、この菓子が生まれました。

可愛らしい紫色の小さな花を丸ごと砂糖付けにしたモノです。


バルセロナのマルシェでも売っていました

バルセロナのマルシェでも売っていました

 花弁のクリスタル菓子は、どうしても扱いや保存が難しいので、何処のお店でも扱っているわけではないのが、ちょっぴり残念です。
 でも、この花のエキスを使った飴が、多く出回るようになりました。


フランスの英雄ナポレオン。肖像画やリュードの彫刻作品より

フランスの英雄ナポレオン。肖像画やリュードの彫刻作品より

 このヴィオレットに纏わるロマンスをひとつ。

「ナポレオンは妻のジョセフィーンに体を洗わないように頼んでいたそうです。
自然な彼女の香りを楽しみたかったからです。
 でも、ナポレオンも彼女もヴィオレットの花が大好きで、この花の香水を付けるのは、許したと言います。
こうして、この花が彼女のシンボルとなりました。

 彼女が亡くなった時、お墓をヴィオレットで埋めつくしたナポレオン。
彼は、サンテレーヌで島流しの生活をする前に、彼女の墓を巡礼し、この花を摘み、メダルの中に封じ込めたのです。
そのメダルは、彼の人生の最後まで首に掛けられていたと言います。

 この花の香りは、熱いキャラメルソースにレモン汁を入れたよう…。
高級香水として、花を摘出する事も可能ですが、莫大な費用がかかるそうです。
シェークスピアまでも、この花のはかない香りについて語っています。


「フロール・ドゥ・ラ・ヴィオレット」紫の花と呼ばれる飴

「フロール・ドゥ・ラ・ヴィオレット」紫の花と呼ばれる飴

 誰をも夢中にさせた、魅惑的な花。
現在はクリスタルな飴となり、より魅力を発揮しています。
 
洒落た贈り物としてみたい。


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