北イタリアの空港も完全麻痺
2010.04.20 up
アイスランドの発音し難い火山の噴火の影響は、イタリアにも大きく出ています。火山の名前が発音しにくいからか、イタリアのニュースでは、あくまでも「アイスランドの火山」と報道されていますが、北イタリアの空港は完全に閉鎖されており、連日多くの人たちが空港内で寝泊まりしています。
イタリアの災害救助隊が出動し、食事、子どものオムツの替え、毛布やベッドなどを各空港で配布し、何とかしのいでいますが、一体いつまで続くのやら。
街中のホテルはと言えば、宿泊代を釣り上げたままで協力体制がなく、イタリア人の間では既に批判の声が上がっています。
万が一、噴火が続き飛行禁止が続く場合は、国を挙げて対策を練る必要があります。
ニュースで、昨日ノルウェーのトロムソからミラノまでタクシーで帰ってきている10人のイタリア人の話が報道されていました!!!
約4.000kmの旅で、タクシー運転手は二人で交代に運転をし、タクシー代は約EUR14.000になるそうです!!!
驚くばかりですが、「いつ飛ぶかもわからない飛行機を待つよりも、陸路で行くほうが確かだから」という理由だそうです。
何事においても、常識をぶち破るような発想を持つイタリア人に脱帽です。
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タグ:アイスランド噴火
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