ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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レポート受け取りカウンターは屋外。雨の日は…

レポート受け取りカウンターは屋外。雨の日は…

ネパールの医療事情をお話しすると、日本の方は背筋がすーっと冷えてくるのではないかと思います(笑)

まず、公的医療保険がありませんので、一般の庶民は医療費は全額自己負担です。
病院では、問診、検査、処置、薬とその都度前払いで支払います。
従いまして、支払いができない=診察してもらえません!


救急車?というか普通のミニバンです

救急車?というか普通のミニバンです

注射の器具も薬局で自分で購入して、医師、看護士に渡します。
コミュニティーや病院が所有する救急車も有料ですし、驚くことに、輸血用血液は医師から型を聞いて、世話をする人が血液バンクにとりに行くんです!

血液自体は献血キャラバンなど善意で寄せられたものですから無料ですが、付属品は有料なので支払います。血液1パウンドの付属品が700ルピー(1,000円弱)前後かかりますから、たくさん必要な場合は支払額も増えます。
一刻を争うような非常事態に一般人がテキパキと調達できるとは思えませんし、実際身内がそうなったときには、適合する型の在庫がないなどと追い返されたりして、親族総出で夜通してんてこまいになりました。


救急病棟は外から直結で、プライバシーは一切ありません

救急病棟は外から直結で、プライバシーは一切ありません

さらには入院しても病人に食事は出ません。食堂があればそこから調達するか、家族が用意して届けて食べさせることになります。

病院はネパール人、外国人と2重価格になっている場合が多く、ネパール人は多少安く設定されていますが、一般庶民は収入も低いですので、治療費、入院費とかさんでくると家計を逼迫します。

ネパールの病院のシステムは、どこもだいたい同じようなものかと思いますが、これでは医療を受ける本人、家族みな安寧な日常生活は送れませんし、助かるはずの命が無駄になってしまいます。
全国民が最低限の診察、手当てが受けられ、安心して病院にかかれるシステムができるようにと切に願います。




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