フランス

フランス:ボルドー

針谷綾子(ハリガイアヤコ)

職業…シャトーでのワイン販売/ぶどう畑(シーズン時)
居住都市…ボルドー(フランス)
→こちらで記事をかきはじめた頃はニュージーランド南島のブレナムに滞在していました。2012年の夏から夫の仕事の関係でフランスのボルドー地方のマルゴーに住み始めました。現在滞在7年目です。ボルドーレッドで有名なワインの町です。ボルドーは小さなパリと呼ばれており、観光地としても人気があります。

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アヒルたちが自由に歩き回っているブドウ畑

アヒルたちが自由に歩き回っているブドウ畑

 バイオダイナミックのワイナリーのSeresin winery(セラシンワイナリー)にボランティアにいってきました。
 バイオダイナミックというのは、有機栽培・無農薬による農法のことをいいます。オーガニックなんですが、それに加えて、自然が持っている力に働きかけ、自然と共存していくという考えです。宇宙から最もエネルギーが注がれる満月の日に種蒔きや、堆肥を蒔いたりします。


牛の糞から肥料をつくります、こうして一時間まぜます

牛の糞から肥料をつくります、こうして一時間まぜます

 ここで働く人たちは、環境にやさしくそしてハッピーな人たちばかりです。私と主人もすでに何回もボランティアとして働いています。
 今回は、堆肥作りを二つの方法でしました。この日はブレナムにある学校の生徒たちがフィールドトリップにきていたので大勢で肥料作りをしました。


食物コンポスト、草、わら、馬の糞、土を層にしていきます

食物コンポスト、草、わら、馬の糞、土を層にしていきます

 ここはブドウ畑なんですが、ブドウの木の間に野菜やハーブが植えられていたり。機械を使うかわりに、畑には羊・馬・牛・ニワトリを放して草を食べてもらったり。
 人間だけでなく、動物たち、そして植物も自然に自由に生活している様が伝わってきます。


ブドウの木の間には、オリーブの木(左)や野菜(右)も育っています

ブドウの木の間には、オリーブの木(左)や野菜(右)も育っています

 ボランティアですが、仕事後は、野菜を収穫させてもらったりワインをもらったり、肥料をわけてくれたりします。
 体も心も気持ちよくハッピーになれるのは、このバイオダイナミックだからこそなんだと実感します。


幸せそうなヤギと牛

幸せそうなヤギと牛


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