花束はかならず奇数で!
2011.02.22 up
街中にある花屋のスタンド
ソフィアの街中にもたくさんの花屋があります。
建物の一角に入っている花屋もあれば、広場や街角にキオスクのように立っている花屋スタンドもあります。お店の花屋は夜には閉まりますが、スタンドは夜遅くまで開いています。食事の帰りに男性が女性に花を買ったり、夜遅めのパーティーに花を持って行ったりするからのようです。
夜道にぱっと明るい花屋のスタンドは、お祭りの夜店を思い出すようで私は好きです。
ソフィア案内に書いてある花を贈るときのルール
ブルガリアで花を贈るときは、花の本数が奇数でなければならないという慣わしがあります。偶数はお葬式の花に用いるということで、普段は敬遠されています。すべての花の合計ではなく、メインの花の数が奇数であれば良いようです。
赤いバラが7本の花束
パーティに持って行く花を探しに花屋を訪れたときのこと、店員さんは渡す相手がブルガリア人かどうかを聞いた上で花束を作ってくれました。メインのバラは合計で7本の奇数にしました。もう一つ聞かれたのは、花束を丸く作るか縦に作るかということでした。ブルガリアでは縦に長い花束がわりと多いのです。縦に作ってもらったのが上の写真です。これは少しわかりづらいですが、花の数が少ないときは、縦に長い花束のほうが見栄えがします。
奇数で縦に長いのがブルガリアらしい花束です。
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