ブルガリアでスキーワールドカップ(第一日)
2011.03.05 up
ワールドカップ会場前 なかなかの人出
2月26日と27日にブルガリアのバンスコで開かれたスキーのワールドカップに行ってきました。
大会は男子アルペン競技のコンバイン(スーパー大回転と回転の複合)が1日目、回転が2日目という日程で開催されました。
チケットは2日間通しで55レヴァ(約3000円)、1日分は35レヴァ(約2300円)で、私は2日券を会場前のチケット売り場で購入しました。
スーパー大回転のコース スタート地点は見えない
1日目の午前中はスーパー大回転の予定でしたが、前夜から降り続いた雪のためコースの整備が難航し、回転に変更。昼頃に雪が止み、天候が回復したので、午後は予定通り2時からスーパー大回転が始まりました。
スーパー大回転は速いスピードで上から一気に降りてくる競技なので、スタート地点は遥か彼方。ゴール地点にある観客席からは途中まで選手の姿が見えません。数十秒でふと選手の姿が上方に現れると会場が沸きます。
観客席の様子 奥に見えるのはVIPゾーン
観客席では大会スポンサーがブブゼラや大きなビニール製の手など、応援グッズを配ってくれます。今回はスポンサーの中にチョコレート会社があったのでチョコレートも配られ、皆でチョコレートを食べながらの観戦です。
テレビ中継ではわからないことですが、会場には大音量で音楽がかかっており、DJが常に観客を盛り上げているので、観客席というのはかなり楽しいのです。
ゴール後の選手とカメラマン
選手がスタートするとモニターに途中の通過タイムが出て、速ければ会場のあちらこちらから「ブラボー!」の声が飛びます。上位に食い込みそうな選手が滑ってくると、拍手と歓声の嵐、そして足を踏み鳴らしてゴールを待つのです。そのときの高揚感は、やはりその場に居てこそのものです。
リフトから見るバンスコの町と山々
午後の競技は1時間ほどでしたが、ブルガリア人選手も参加していたのでとても盛り上がりました。
山を降りるリフトは一般のスキー客とワールドカップの観客で大混雑。スキーを楽しんだあとにワールドカップを見ていた人もたくさんいたようでした。
2日目に続きます。
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