ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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土俵に撒かれた塩を撮影するブラジルのテレビ局の撮影者

土俵に撒かれた塩を撮影するブラジルのテレビ局の撮影者

 7月にサンパウロ市で相撲の世界大会が開かれるということで、ブラジルの各地で週末には地方の大会が開催されています。
 6月5日(日)にはサンパウロ市から100キロほど内陸にあるサルト市でも、市が主催するサンパウロ北部相撲大会が開かれていました。


大会開始前に黙祷する出場者たち

大会開始前に黙祷する出場者たち

 サルト市は今は人口約10万人の小規模な町です。隣町のイトゥー市などを含めて、昔から日本人が暮らしてきたことでも知られています。近年ではトヨタやホンダの関係する部品工場が近郊の町に設立され、町の発展に大きく寄与してきたということで日本人は高く評価されています。
 その事を象徴するかのように、5日のサルト市の相撲大会は市を挙げての大会で、朝食や昼食費から警察や救急車の手配まで、市が後援することになったということです。


少年の相撲の取り組み

少年の相撲の取り組み

 大会に出場しているのは日系人もいますが、多くは非日系ブラジル人の青少年や少女たちです。
 ブラジルの地元のテレビ局なども撮影に訪れていました。土俵に撒かれた塩を懸命に撮影する様子なども見かけられ、日本文化はブラジルでは異文化であることや視点の違いを再認識させられました。
 サルト市長から日本人や日系人を中心とする大会の実行委員のメンバーに地域振興の感謝状が贈られる場面もありました。


洗礼を受ける小さな子ども

洗礼を受ける小さな子ども


サルト市長から感謝状を手渡されるサンパウロ北部相撲大会の実行委員の人々

サルト市長から感謝状を手渡されるサンパウロ北部相撲大会の実行委員の人々


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