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アメリカ:シリコンバレー

平岡 聖美(ひらおか きよみ)

氏名…平岡聖美(ひらおかきよみ)
職業…アナリスト

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私はここ10年ほど在宅で仕事をしています。オフィスは車で15分くらい、充分に通勤可能な距離ですが、上司も部署のメンバーも世界中に点在するため、オフィスに行くメリットはあまりありません。
会社に私のデスクはなく、オフィスで働く日は、ホテルシステムといって、空いているキューブを見つけて仕事をします。在宅勤務に変更すると、電話とインターネット代が会社から支払われるという利点もあり、毎日オフィスに行くという同僚は少数派。会議もほぼ100%電話で行われるのでまったく問題ありません。夕食の準備、子供のお迎え等、働く母にとっては、大変ありがたいシステム。
たまたまですが、私の主人(ハイテク企業勤務)も在宅で仕事をするのがメインで、オフィスに行くのは週2日。彼の上司はフロリダにいて、やはり在宅で仕事をしています。


電車の中に自転車を持ち込むこともできます

電車の中に自転車を持ち込むこともできます

家の値段がとても高いシリコンバレー。郊外に家を買って長い通勤を余儀なくされるケースも多く、交通渋滞もひどいものです。毎日往復で4時間、通勤に費やす友人もいます。ここからサンフランシスコへ通う人たちも多く、その場合電車も利用できますが、1時間に数本しかありません。専用の通勤バスを出している会社もありますが極めて稀です。
我々のように夫婦で在宅というケースは非常に珍しく、企業に勤めている多くは、毎日オフィスに行くか、週に1,2日だけ在宅での仕事が許可されています。ハイテクの最先端の当地においても、意外にオフィスに行ってのコミュニケーションを重視する会社が多いのです。





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