台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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1年前の予選は敗退。悔し涙が止まりませんでした。

1年前の予選は敗退。悔し涙が止まりませんでした。

 1年前下記URLで紹介させていただいた、南湖高中(ナンフーガオジョン、正式名称:台北市立南湖高級中學)の選手たちが、今回は成長した姿を見せてくれました。今回はその様子を紹介します。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111213164246

 


試合中の様子 

試合中の様子 

 南湖高中は、今年の予選も敗者復活戦にまわりました。
 B組の5位だったため、1日2試合を戦わなければならず(制度については、次回のものをご参照ください)、見通しはかなり厳しいものでした。

 ただ、午前中に試合を行なったことで体も適度に温まっていて、試合のカンもあったことから、午後の2試合目は序盤から優位に試合を進めていきました。


徐々に追い上げられ、祈る気持ちが表に出ます

徐々に追い上げられ、祈る気持ちが表に出ます

 試合中、最大15点差をつけましたが、1日2試合の影響が徐々に出始めたのか、選手たちの動きが鈍り、点差が段々つまっていきました。

 点差が詰まると、優位になるのは追い上げる方になり、流れが段々相手に偏っていきました。


試合終了後の瞬間

試合終了後の瞬間

 最後の10秒では4点差まで迫られ、最後のブザービーターで相手の3Pシュートが認められ、1点差になりましたが、何とか逃げ切り、準決勝リーグ進出を決めました。

 3Pシュートが認められるか否かの状態で、試合終了が明確でなかった段階でしたが、選手たちは半ばフライング気味にコートへ駆け込んできました。


最後は笑顔で記念写真

最後は笑顔で記念写真

 抱擁を交わす選手たちの目には涙が光り、試合終了後に選手たちに声をかけたコーチの目にも涙が光っていました。

 また、応援に駆けつけたOGは昨年の暗い表情から笑顔全開でした。

 1年前の悔し涙を嬉し涙に変えた選手たちの次なる戦いは、1月29日~2月4日に台北體育館で行なわれる準決勝リーグ。

 選手たちは、ここでも成長した姿を見せてくれるでしょうか。
 今から楽しみです。


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