「新千歳⇔バンコク間の定期直行便就航計画」が発表されました。自身にとっても願ってもないこの情報、早速調べてみると「タイ国際航空が10月28日～来年３月までの間、週３往復で直行便を出す計画」とのことです。
この路線が実現すれば、北海道と東南アジアを結ぶ定期便は初めてのものとなります。現在、バンコクから北海道に帰省するためには、羽田か成田を経由しなくてはなりません。乗り継ぎに費やす時間と体力は侮れないもの、直行便計画は双方の利用客にとってメリットがありそうです。

かつての在住国の中で、新千歳への直行便が飛んでいたのは中国の大連のみでした。しかしそれも東日本大震災による利用者の激減を機に廃止となりました。さらに遡り、ハワイに異動した2003年には、その２か月前まで飛んでいたホノルル⇔新千歳の直行便が廃止になったばかりという、やるせない経験もしています。それだけにこの路線への期待が高まります。

タイ国際航空のHPに記載されているお値段は、往復＋諸経費込みで７万円台。「もうひと声！」と言いたいところですが、競争相手のない実情を鑑みても、悪くはない料金設定かもしれません。

それにしてもこの路線は冬季限定。タイ人にとって「北海道はやっぱ雪でしょ」と言うことなのでしょうか。でもそれだけではチョット勿体ない、いまこそ四季折々の北海道の味覚と魅力、大いに宣伝していきたいものです。

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