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日本:千歳市

高橋 久美子(たかはし くみこ)

職業…専業主婦
居住都市…北海道千歳市

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三色のナムルがあれば、素材に決まりは無いんだそうです

三色のナムルがあれば、素材に決まりは無いんだそうです

アニョハセヨ、日本で生後100日と言ったら「百日」「お食い初め」ですよね。お隣韓国にも生後100日を祝う風習があります。それは「ペギル(百日)」です。

昔は医学技術が現代ほど発達していなかったこともあり、生まれてすぐに亡くなってしまう赤ちゃんが多くいました。ペギル(百日)を過ぎると生存率もかなり高くなることから、生後100日に赤ちゃんを守る「サムシンハルメ(三神おばあさん)」という神様へ感謝し、今後も子どもを守ってくれるよう祈り、親戚が集まってお祝いするようになったそうです。

現代では若い夫婦はこのベギルの細かい部分を省略し、簡単に行う人が多いそうです。私たちが周囲にやり方を聞いても皆バラバラ。「サムシンハルメ」へのお供え膳自体も省略する夫婦が多いようです。
私たちは野菜の和え物「ナムル」、ワカメスープ、白飯、お水、韓国餅を神様三人分備え、「私たちの赤ちゃんの足を大きくしてください(健康に育ちますようにの意)」とお祈りしました。

また親戚が家に集まって食べるお祝いの料理も、最近は楽に飲食店で済ませる家が多いそうです。
こうやって文化の形は変わっていきますが、いつの時代も子どもが健康に育って欲しいという一族の願いは共通です。


「誕生日」「出産」に欠かせないワカメスープは百日でも重要です

「誕生日」「出産」に欠かせないワカメスープは百日でも重要です





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