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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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会場の高雄アリーナ

会場の高雄アリーナ

 以前から紹介しているバスケットボールの国際大会・佛光盃(フォーグワンベイ)が8月21~28日に行なわれました。今年はパワーアップし、参加チームはインドネシア代表、マレーシア代表、フランス・リオン第3大学、中国は前回大会優勝の北京大学を含む3チームなど11に増え、会場も有名アーチストのコンサートなどで使われ、最大15,000人収容可能な高雄アリーナになりました。

 それに伴い、3年ぶりに山形大学が出場することになりました。山形大学は、3年前、慣れない環境の中でも粛々とプレーし、周囲にさわやかな印象を残しました。実力も、全国クラスでいつもベスト8に入る強豪チームということで出場が期待されていたチームでもあります。

 今回は、8月25日の予選最後の試合・台湾科技大学(タイワンクージーダーシュエ、以下、略称の台科大)の様子を紹介します。


試合前の山形大学と台科大の記念撮影

試合前の山形大学と台科大の記念撮影

 試合前、両チームは同じバスで会場入り。
 
 バスの中で交流できていたようで、終始和やかな雰囲気でした。その様子は、上の写真に出ていると思います。


試合前、元気よく出陣

試合前、元気よく出陣

 山形大学は、練習のときから声が出ていて、明るく元気がいい印象を受けました。一方の台科大は控えめで、淡々と練習をしている様子。
 
 何だか、試合前から勝負が決まっていたような感じでした。


試合は、山形大学が圧倒しました。

試合は、山形大学が圧倒しました。

 試合は、山形大学が終始台科大を圧倒し95ー38で勝利しました。

 この勝利で山形大学は、6チームで構成される予選B組を4勝1敗の2位で終え、翌日の決勝トーナメント初戦では、3年前陽詩慧がキャプテンを務めたときに勝てなかった佛光大学(フォーグワンダーシュエ)に65-42で勝利し、雪辱を果たしました。
 しかし、3年前も勝てなかった台湾師範大學(タイワンシーファンダーシュエ)には、予選で62-66と敗れただけでなく、決勝も58-66と敗れ、2位になりました。

 


日本語の応援もありました

日本語の応援もありました

 上の写真は、大会スタッフの机に飾ってあったものです。

 こうした応援があったのは、見た限り山形大学だけです。
 明るさ、元気のよさ、笑顔が絶えずあった山形大学の選手たちは、大会に参加した選手たちだけでなく、大会に携わったスタッフたちにも人気がありました。

 3年前と変わらず、さわやかな姿を見せてくれた山形大学の皆さんに、私自身爽快感とうれしさを感じながら、台北に戻る新幹線に乗り込みました。


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  • 2 コメント

2 - Comments

かなやより:

2013 年 10 月 26 日 10:25:53

山形大学の現地での奮闘ぶり、うれしく思います。「さわやか」という印象が写真や文章から伝わってきました。

石田より:

2013 年 10 月 28 日 21:31:20

バスケットは、コートと観客席が近いので、騒いだ(?)もん勝ちというか、声出して楽しまなきゃ損、というところがあると思います。
きっと選手にも聞こえていると思いますので、ガンガン声援を送りましょう!

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