ローマ泥棒事情その4ー防犯対策 続編
2013.10.25 up
一年中観光客の人々で溢れる永遠の都ローマ
前回は防犯対策として我が家の鉄格子生活を写真でもご紹介しました。
実は私、泥棒に入られた当日ものすごいショックを受けておりました。
いつもの行きつけのバールに気分転換に主人とカフェを飲みに行き、そのバールのオーナー夫妻に、Come Va?(調子はどうだい?)といつもの笑顔で聞かれ、感情を抑えきれず、みんなの前でつい泣いてしまいました。『ううう、泥棒に今朝入られた。うううう…』
周りにはいつもの常連のお客様も大勢いらして、あら、可哀想に、、となってしまう、いけない、いけない、笑顔にならなきゃと思いきや。
客1:あら、お宅にもきた?うちなんか4回よー。我慢我慢。はははー。
客2:そうそう。うちの両親のところも2ヶ月前にやられたわよー。
客3:そんなことに涙は使わないのよー。無駄無駄!もっと価値のあるもに涙は取っておかないとさー。
みんな泥棒のことには驚く様子もなく、ミカは日本人だからやっぱり繊細なのね。いまだ珍しいわね、こんな繊細な気持ちを保つのは、などと、私の涙の方によっぽど関心があったようです。
こんなにも経験者が揃っているので、防犯についてみなさんに聞いてみたところ、
ご近所さんのまとめ:
・番犬となりそうなワンちゃんを飼う。
・ドアや窓にチャリン~となるベルをつける。
・偽監視カメラを窓の外につける。(本物は結構高いから)
そう言われてみれば、イタリア、大型のワンちゃんを飼っている人多いですが。この理由もある?!
従兄弟のところのワンちゃん。たまに来てもらってます。笑
ちなみに、警察に被害届けを出しに行った時に、起こってはいけないけど、またそんなことがあった場合のアドバイスを下記のように言われました。
警察からのアドバイス:
・もし寝ている時に入って来られ無防備な場合、寝たふりをし続ける。(起きてしまったらかえって危険)
・反対にバルコニーから、まだ向こうが外にいる場合なら声を出して威嚇すれば逃げていく。
・金庫はおかないほうがいい場合もある。(金庫があると、起こされて開けらされて、全て取られる。)
・いつも周りに気を付ける、ブザーに何か印が付けられてないか、不審な人物が自分を見ていないか、ベランダを遠くから眺めている不審者はいないか、後をつけられてないか等。
また、ローマは観光客の方狙いのスリも多いですので、ローマにお越しの際はみなさまくれぐれもご注意下さいませ!
いろいろありますが、でもやっぱりローマは魅力的な街ですよ!
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3 - Comments
かなやより:
2013 年 10 月 25 日 17:09:23
確かにショックですよね。私も以前、留守中にベランダのガラスを割られ、やられてしまったことがあります。幸い、被害は少なかったのですが、一度そうなった所に住み続けるのが嫌で、とうとう転居しました。
石田より:
2013 年 10 月 28 日 21:24:23
わんちゃん、頑張れ。
ミカ ガリアーノより:
2013 年 10 月 29 日 05:05:45
かなやさん、石田さん、コメントありがとうございます!
ショックでした、数日寝れませんでしたし、愛用のPCを盗まれたのはかなり腹が立ちました。
思い出まで全部持っていかれたのが本当に許せなかったですね。
でも無事でいられて本当に良かったと思ってます。
ワンちゃん、本気で考えてます(^-^ゞ お家を守るだけでなくワンちゃんの愛くるしい瞳に癒されますからね!
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