福島からやってきた春のピアス
2013.03.20 up
アトリウムで開かれている復興マルシェ
東日本大震災から2年が経った3月11日、東京ミッドタウンで開かれていた復興デザインマルシェに行ってきました。東北6県および茨城県の特産品、手仕事による小物などの展示即売会で、昨年に引き続き第2回目の開催です。今年は3月10日・11日にわたって計30店舗を超える出店がありました。
春を思わせる黄色のかわいいピアス
私の地元・福島からも4店舗が出店していました。その中にとても可愛らしいピアスを発見!手にとってみると、「FUKUiro Pierce ふくいろピアス」という名前がついていました。販売していたのは可愛いくて元気いっぱいの女の子二人組、さかいちはるさんと金成詠美(かなり えみ)さん。
ふくいろピアスは福島の伝統と女子の「かわいい!」のコラボレーションをコンセプトにした計8色展開。一つ一つの色は、「たいようのいろ」や「うみのいろ」などと名付けられ、それぞれにストーリーがあります。ピアスの素材は福島の伝統工芸、会津木綿です。
笑顔いっぱいのさかいさん(左)と金成さん(右)
お二人にお話をおうかがいしたところ、「女子の暮らしの研究所」のメンバーであるとのことでした。女子の暮らしの研究所は、原発事故後の福島で空気・水・食べ物などをもう一度見直し、これから福島で女子はどう生きていくのかを考える活動を行っているそうです。復興デザインマルシェへの参加もその一環なんですね。20代前半の若い女の子たちが頑張っている姿を見ると、こちらが励まされます。
たくさんの店舗が並ぶマルシェの様子
どのピアスも可愛いので悩みましたが、「どうぶつのいろ」を選びました。イベント2日目の午後ということもあり、たくさんの色がもう品切れになっていました。
手を伸ばせば素敵な出会いが待っている、そんな一日でした。
色とりどりのふくいろピアス
興味を持たれた方のために以下にアドレスを掲載します。
女子の暮らしの研究所について
http://www.girls-life-labo.com/index.html
ふくいろピアスについて
http://fukuiro.com/
復興デザインマルシェについて
http://www.jidp.or.jp/marche2013/
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