「キーッ　キーッ」と甲高い声が聞こえるので何事かと窓の外を見ると、我が家のバルコニーに可愛らしい訪問者の姿がありました。フワフワの尻尾が特徴の「リス」です。

リスはバンコクでは良く見かける小動物で、このブログでも何度かご紹介したことがあります。しかし、木の上や電線を走り回るリスは見かけても、家の方まで近づいてきたのを見るのは初めてです。
思わず夢中でシャッターを切りました。

怖いもの知らずのこのリスは、「キーッ　キーッ」と鳴き続け、木の方に向かって誰かに何かを訴えているようでした。「発情期？誰かを誘っているのかな」と予想し、恋人リスが登場するのをしばし待っていましたが、残念ながら誰も現れることはありませんでした。
結局2時間ほど、我が家のバルコニーで鳴いたり食べたりせわしなく動き回ったあと、木々の中へと帰っていきました。

実はこんな至近距離でリスを見たのは初めてですが、すぐ頭上にリスの存在を感じることは多々あります。それは「天井裏」から聞こえる足音と鳴き声です。
普通なら「ねずみ」の存在を疑うところですが、動きや鳴き声の特徴から間違いなく「リス」の侵入と思われます。
リスがいったい天井裏でどんな悪さをするのかわかりませんが、「ねずみよりはマシ」と思うのは不公平でしょうか。

雨季に入ったバンコク。また可愛らしい訪問者が雨宿りにでも来てくれないかと、心待ちにしています。

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