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インドネシア:バンドン

Saori

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ジャカルタのモールに飾られた大きなクリスマスツリー

ジャカルタのモールに飾られた大きなクリスマスツリー

イスラム教徒が大多数を占めるインドネシア。特に首都ジャカルタのあるジャワ島は約90%がイスラム教徒です。しかし、ショッピングモールやレストランに行くと、大きなクリスマスツリーや飾り物がしてあったり、店員さんがサンタ帽をかぶっていたり、日本同様クリスマスムード満点です。


こちらはスターバックス前に置かれたツリー

こちらはスターバックス前に置かれたツリー

もちろん、イスラム教徒にとってはクリスマスは特別な日ではありませんし、日本のように恋人と過ごすなどという習慣もありません。
では、なぜクリスマスムードいっぱいなのでしょうか?


Merry Christmasの文字も

Merry Christmasの文字も

ひとつには、インドネシアでは5つの宗教が認められていて「お互いの宗教を尊重」しなければなりません。そのため、少数派であるキリスト教のイベントもきちんと行われますし、クリスマスも国全体の祝日になります。
次に、モールなどの所有者には華僑が多いことも理由かと思います。華僑は大半がキリスト教徒です。確かに、街全体がクリスマスムードというわけではなく、モールやレストランなどに限られています。


バンドンにある教会

バンドンにある教会

以前、キリスト教徒の知り合いに聞いた話ですが、イスラムのお祝いの時は近所のイスラム教徒の人がご馳走を持って来てくれ、逆にクリスマスなどは、彼女がイスラム教徒のご近所さんにご馳走をおすそ分けするそうです。
世界中で宗教対立によるテロや戦争が後を立ちませんが、こういう話を聞くとホッとします。



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タグ:クリスマス

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