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インドネシアの国有石油会社「プルタミナ」のガソリンスタンド
日本では消費税がアップされ、ガソリンにいたってはダブル増税となり、車が日常の足である十勝の皆さまにとっては大変、痛手ではないでしょうか。
インドネシアではガソリンの価格は固定です。現在、1リットル6500ルピア（約58円）。数時間ごとに価格変動する日本と違い、ガソリン価格が固定し、しかも、とても安いことに当初は驚きました。
バイク専用コーナー。人件費が安いこともあり、セルフのスタンドはほとんどありません
なぜ、インドネシアは価格が固定なのでしょうか。これは、スカルノ政権時代に始まった政府の「燃料補助金」が現在まで続いているためです。燃料価格の急激な上昇から国民を守るため、というのが当初の理由だったようですが、現在では石油消費の増加や価格の高騰（インドネシアは産油国でありながら、ガソリンの輸入もしています）によって、財政が圧迫されています。
ハイオクは補助金対象外。よって価格も変動し、１リットル100円強とかなりの差があります
これまでにも何度も値上げ（国民負担増）や、デモによる値下げを繰り返してきていますが、昨年は約５年ぶりの値上げ（値上げ前は4500ルピア/約40円）となりました。全国的に大規模なデモが発生し、直前で導入を見送ったりと混乱の末の値上げでした。連鎖で日用品や食料品が値上がりし、庶民の家計は苦しくなりました。（最低賃金もアップしていますが、特に貧困層には関係ない話です）
今年の7月には大統領選挙も実施されますが、庶民の生活に影響なくこの制度を改革するのは、なかなか難しそうです。
ちなみに、ガソリンスタンド内にはミニマートやATMもあります
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- 1029 ビュー
- 3 コメント
3 - Comments
かなやより：
2014 年 04 月 14 日 16:57:53
1リットル58円、それも固定制とは、うらやましい限りです。わが家では、大きな方の車はとても満タンにはできない状況です。
道下より：
2014 年 05 月 05 日 15:05:07
かつての日本でも知る限り、その値段は記憶にありません。１００円前後で推移していたガソリン代もいまや１６０円台ですよ。エコ時代が到来したとはいえ、相殺されてふところは寒いばかりです。
にゃんまげより：
2014 年 05 月 07 日 15:43:39
安い！！！
これならバイクや車でいろんな所へ行けますね！！！
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