昨年から今年にかけて、降雪量が異常に少なかったカリフォルニア。予想したとおり、これから本格的に迎える夏に向けて、深刻な水不足が予測されています。州知事ブラウン氏は、使用する水の量を自主的に20％削減することを求め、各自治体での取り組みが始まっています。特に環境問題の取り組みに熱心な市を中心に、住民に対する水の使用の規制がひかれるようになりました。

例えば、海に近いサンタクルーズ市。夏の間だけ、すべての住民と事業者に対し、いろいろな規制をしいています。芝生の水やりを許可する時間と曜日を定めたり、レストランでリクエストされない限りお水を出すことを禁止したりと、多項目にわたっています。従わない者には、次回の水の請求書にペナルティが加算されるようになっています。

http://www.cityofsantacruz.com/index.aspx?page=396

我が家があるサンノゼ市では、まだ規制がひかれていないものの、なんとなく全体的に水の節約ムードがあります。我が家も芝生に水をやる頻度を減らしたところ、あっという間に枯れているスポットが目立ち始めました。芝生って、たくさん水を必要とするのですね。今まで全然、気にしていませんでした。

日ごろ、当たり前にあると思っている水ですが、貴重な資源。いろいろ水の使い方を見直す良い機会なので、子供も含めてアイデアを出し合ってみようと思っています。サンタクルーズ市のウェブサイトにも、いろいろアイデアが載っていました。歯をみがいている間に水を止める。お風呂の水は半分しか溜めない。洗濯機や食器洗い機は一杯になるまで使用しない、等々。小さくて当たり前のことのようですが、我が家でも気を付けようと思います。

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