オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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スシの人気はヨーロッパ諸国のみならず、北米・南米、そしてアフリカでも大変人気があり、その味のすばらしさは世界をついに制覇した、という嫌いさえあります。特にオランダや隣国ベルギーでは、中華料理やイタリア料理の人気を抜いたともいえるほどの流行ぶりで、街を歩けばスシ屋にあたる、といった感じもします。


オランダのスーパーで売られている、新鮮なスシ。

オランダのスーパーで売られている、新鮮なスシ。

オランダやベルギーのスシ屋には、本格的な握りを出す、日本と変わらない形式の店もありますが、最近、特に人気があるのは、職人が新鮮なネタを握って次々に提供する、『スシ・バー』のスタイルです。


一時は、回転寿司のブームが起りかけたこともありますが、その奇抜さに興味を引かれてやってくる人たちの好奇心を満たしただけにとどまったようです。その後、スシのビュッフェが流行り、誰にでも手が届くスシを定着させましたが、あまりにも美味しいため、『リーズナブルな値段で、職人がその場で握ってくれるスタイル』を追求した結果、スシ・バーの登場と相成りました。


こんな創作スシも。

こんな創作スシも。

昨年から最も注目を集めているのが、大手スーパーの中に作られたスシ・バーで、新鮮なスシが食べられるスタイルです。スーパーで買えるスシは、いくら美味しくても、やはり新鮮さに欠ける、ということで、このスシ・バーが設置されるようになった、というわけです。ちなみに、スシを握るのは、『きちんとした指導を受けた、スシ・シェフ』だということなのですが、ちょっと怪しいような気がしないでもない?という感じでしょうか。


魚好きのオランダ人に大ウケした、スシですが、今後はどのようなスシが登場し、どんな形体の店が登場するのか、“進化するスシ”への興味はつきない、といったところです。


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