この10月より、スウェーデンでは新しい紙幣が出回っております。
200クローナ札が新しく導入され、他の種類の紙幣も新しいデザインに。
来年には硬貨も新デザインに変わり、新しく2クローナ硬貨が導入されるとのことです。

現在はまだ古い紙幣のほうが流通が多い状態ですが、次第に入れ替わり、お釣りにもらうお金も新デザインが徐々に増えてくるものと思われます。

この10月の、新紙幣（20kr、50kr、200kr、1000kr）の流通に伴い、旧紙幣（20kr、50kr、1000kr）は、来年10月には無効に。
100kr、500krの新紙幣、および新硬貨（1kr、2kr、5kr）は、来年2016年10月から流通し、2017年10月には旧紙幣（100kr、500kr）旧硬貨（1kr、5kr）も無効になります。

つまり、現行の10kr硬貨を除く全てが新デザインに。
これまでに観光客としてスウェーデンに来られ、旧紙幣や旧硬貨を持ち帰った方などは、次に訪れたときに使おうと持っていっても無効に…なんてことも、有り得るかもしれません。



新紙幣に使われている顔は、ダグ・ハマーショルド（外交官、1000クローナ札）ビルギット・ニルソン（声楽家、500クローナ札）、アストリッド・リンドグレーン（作家、20クローナ札）など。
新硬貨は国王の顔がモチーフ、裏面には（太陽、風、水）のモチーフが刻まれています。

他の北欧諸国、ノルウェーやデンマークには、2クローナ硬貨や200クローナ紙幣があるものの、スウェーデンにはこれまでなかったため、近隣諸国に合わせるように変更したようにも捉えられるのですが、
実際に2クローナ硬貨や200クローナ紙幣の利便性は如何ほどなのかは、国民に広く流通していかないとわからないような気がします。

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