メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

 現在住んでいるのは、6年半前にメキシコに移住してきた当初に住んでいた家。3年弱の都会生活を終え、1月に懐かしの我が家に戻ってきました。
 以前は、塀を挟んだお隣もまだ牛やヤギのいる農場で、のどかな雰囲気たっぷりな場所でしたが、宅地造成が少しずつ進み、動物達もドナドナと売られて行ってしまいました。

 未だ手付かずの野っ原も広々と残っているので、庭先を野うさぎやリスが走っていく姿もみられます。

 そんななか、先日、通算4年となるこの「丘の上の家」で、初となる出来事がありました。
 それは、「サソリ」の侵入。


 自宅で飼っている猫がなにかと遊んでいます。

 メキシコの家は日本と違い、ドアや中庭、いたるところに「隙間、侵入口」があります。だから涼しい、とも言えるのですが。そこから、あんな虫やこんな虫がしょっちゅう「お邪魔します」と入ってくるのです。

 雨季になったばかりのこの時期、例の焦げ茶色の世界共通嫌われ者もよく出現するので、ソレかな?と思ってみると、ちょっと違う。

 胴体のくびれに曲がった尾。
 紛れもなく、疑う余地なくサソリです。


初めて侵入されました。

初めて侵入されました。

 体長4センチほど。小さめですが、これはいけません。
 かわいそう、と思うのも一瞬。
 人間も猫も(多分)、毒を持つ尾に刺されたらそれこそ大変です。こんなに小さいのに、一瞬にしてその場の空気を変えてしまう君はすごい。やはり小さくてもサソリ。

 以前からメキシコ人の友人達に言われているのが、「サソリは見つけ次第、抹殺すること」。躊躇していてはいけません。
 ということで、サンダルを武器に、戦いました。

 この日はその後、トイレの洗面台にこれまたびっくりするほど大きなクモも現れ(毒があるかどうかは不明)、「今日はよく出る日だ」と、ヒヤヒヤドキドキの数時間を過ごしました。

 日本でも数年前に話題になったセアカゴケグモはしょっちゅう居ます。意外と家のなかにも危険なものは侵入してくるのです。




レポーター「龍崎 節子」の最近の記事

「メキシコ」の他の記事

  • 1174 ビュー
  • 1 コメント

1 - Comments

より:

2015 年 07 月 12 日 04:40:15

おひさしぶりです。

中東アラブ から 西アフリカサヘルへ。
今年6月末にブルキナファソ・ワガドゥグへ到着しました。

まだ仕事や生活が落ち着かないんだけど、
余裕ができたら、IMAへ投稿しようと思います。

サソリ君。
西アフリカにもいろんな強敵がいて、ちょっと防御力あげてきました。
ただいまの強敵は、ハマダラ蚊!(マラリア)






Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives