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閉式の寸劇に登場する呉麗卿（ウー・リーチン）校長 ＊写真中央
高校卒業後、ライター、タレント、不動産会社社長、主婦、化学者とそれぞれの道を歩み、多忙の日々を送る仲良しの5人。
その5人が何とかして時間を作り、同窓会を行ないます。
その時、卒業前にタイムカプセルに入れたものを見ながら高校時代を振り返りますが、ライターになった子が入れたはずのDVDがなくなっていたことに気づきます。それを探すために、卒業アルバムを開き、高校時代に戻ります。しかし、完全に高校時代に戻ったわけではなく、中でも主婦になった子は、短い丈のスカートが似合っていた制服姿は遠い過去のものとなり、体力も大幅に落ち、高校時代の面影がなくなっている、という現実にさらされます。
卒業式開始後は、途中の寸劇で高校生活を再現し、DVD探しを行ないますが、これが予想以上に難航します。そして、神様のお導きで過去に戻った5人のタイムリミットは、卒業式終了。
＊開会時の動画
https://www.youtube.com/watch?v=wt-6eUOaTW4
失ったDVDを見つけることができず、卒業式終盤を迎えた5人。
卒業歌の後、閉式を前に下記URLの動画が流れます。
https://www.youtube.com/watch?v=qt3zs9wI6rw
映像で3人の風紀委員を撒いた5人が、映像終了と同時に校長が待つステージに駆け足で現れ、探している思い出のDVDを校長から受け取ろうとしますが、ここでちょっとしたハプニングが起きます。
呉校長は、「ねぇ、君たちが探しているのは、このBのディスクかな？ このCのディスクかな？」と尋ねている間に、一番重要なAのディスクがポロリ（上の写真）。爆笑に包まれながらも、呉校長はその場を切り抜け、Aのディスクを渡し、完結しました。
卒業式実行委員会のメンバーが集結
最後は卒業式実行委員会の全メンバーが集結。
他の卒業生、先生、父兄らにあいさつを行ないました。
その後、セットの本をめくり……
最後の1ページが登場
最後の1ページを開け、卒業式は終了。
卒業生が本当の意味で旅立つ瞬間が訪れ……
皆様、ありがとうございました！
卒業式実行委員会のメンバー全員で一礼し、卒業式を締めくくりました。
終了後の一コマ
卒業式終了後は、それまで多忙だった実行委員会のメンバーが、来ていた家族とまさかの対面を果たし、感激の涙で頬を濡らしながらステージで記念撮影をする姿も見られました。
以前のコメント欄にもあり、ハマっていたので、そのままサブタイトルに使用しました（コメントを頂いた卒業生の『め』さん、ゴメンナサイ！ そしてありがとうございました！）が、私自身振り返っても、「めっちゃくちゃ楽しくて泣けた」卒業式だったように思います。また、それが7月1～3日に行なわれる中華民國103年度最後の志望校入学のチャンスである指定科目考試（略称：指考、各科目の試験範囲が高校3年分と広く、各設問が難しいと言われています）の重圧を忘れさせるのには十分な役割を果たしたと思います。
最後に
私を準備段階から迎え入れてくださった台北市立中山女子高級中學の関係者並びに卒業式実行委員会の皆様、我慢強く原稿を配信してくださったima編集部の皆様、気長に読んでくださった読者の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました
（参考）
＊台北市立中山女子高級中學の卒業式実行委員会のfacebook
https://www.facebook.com/zsgh115bi
＊同実行委員会のYouTubeのサイト
https://www.youtube.com/channel/UCTHmwz-sc-bKQRJxWbNYx3Q
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