バンコクを歩けば北海道にあたる…とさえ言われるほど、バンコクには北海道の味覚が定着しています。バンコク発祥の北海道スタイルの店もあれば、本場北海道から上陸した店もあります。
そんな店のひとつに「北海道レストラン原始」があります。

初めて訪れたのは今から2年ほど前、私の誕生日のことでした。
「こんなところに“北海道レストラン”なんて店があるよ」なんて笑っていたら、そこが私のために予約してくれていた店だと知り、あらためて笑った記憶があります。

威勢の良い挨拶の声に出迎えられ、席についてメニューを開くと、懐かしい北海道の魚介の名前がずらりと並んで感動したことを覚えています。
味も新鮮でとっても美味しい！その時、お店の方に聞いたのは、食材のほとんどは北海道から仕入れているとのことで、おもわず「なるほど！」と味に納得したものです。

今回訪れたのはその2号店です。
前から行きたいと思っていたのですがやっと叶いました。
料理は相変わらずの北海道三昧。1年に2度北海道に帰れたらラッキー、という私にとっては有り難いことこの上ありません。

よく日本人同士「日本食の店ならどこが美味しい？」と話します。
そんな時に「“原始”が美味しいよ」と答えた人が、私の周りだけでも3人もいました。
こういわれると、道産子の私はなんだか嬉しくなります。
これからもどんどん「北海道にあたり」たいものです。

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