オランダで毎年恒例のフラワーパレードが、2016年も行われました。
北海沿岸の球根栽培地区をめぐるパレードで、今年は4月23日（土）に開催されました。
チューリップをはじめとした春の花で作り上げられた山車と花で飾られた車が、ノールドワイク（Noordwijk）からハーレムまでの約40kmを1日かけて進む、オランダの春の風物詩です。
朝9時半頃にノールドワイクを出発し、観光名所のキューケンホフ公園前を経由し、夜9時半頃にハーレムの町に到着します。

ルート地図は、下のPDFから見られます。
https://www.bloemencorso-bollenstreek.nl/media/44445/bcb2016-publieksfolder-lr-rev-2.pdf

日本からも、この日程に合わせて沢山の観光客が訪れているのではないでしょうか。

そして以前、別のオランダ・リポーターの方がこのパレードのことを書いてくださってました。

「見て楽しい、香りで幸せ、リッセの花パレード」
http://ima-earth.com/contents/entry.php?id=20124162433

けれど意外と知られていないのが、翌日の日曜日には、パレードの最終目的地であるハーレムで17時まで山車の展示が行われているということ。
Expositie Praalwagensと呼ばれるこの展示イベント、地元ハーレムで行われているので早速出かけてきました！

可愛いくてカラフルな山車を見るために、多くの人が訪れてきていました。

知らなかったのですが、この山車には番付もあったようで、一等に輝いていたのは、このデルフトブルー（デルフトの名産の焼き物）風の木靴型の山車。
確かに他の山車とは一線を画す仕上がりでした。素人目にも分かるものですね！

木靴の後ろには、こんな微笑ましい姿も続いています。

そして山車のみならず、フードスタンドや物販コーナーもそこかしこに。目もお腹も大満足のお散歩になりました。

パレードも素敵なのですが、この展示のほうが山車が止まっている分、ゆっくり見られるし写真撮影もしやすいです。
場所取りの懸念もゼロなのが嬉しいですね。

もし来年以降、この花のパレードの時期に来蘭される場合は、翌日のハーレムの展示会もぜひ旅のプランに盛り込んでみてはいかがでしょうか。

https://www.bloemencorso-bollenstreek.nl/en/

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