スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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午後3時でこの暗さです(12月17日撮影、ウメオ市庁舎前)

午後3時でこの暗さです(12月17日撮影、ウメオ市庁舎前)

 高緯度に位置するウメオの冬は日照時間が短く、午後2時頃から薄暗くなり3時には真っ暗、日常生活でも昼夜が分からなくなりそうです。

 一年で最も日の短いクリスマスの時期だからこそ、気分は明るく過ごしたいのが多くのウメオ市民の思うところなのでしょう。街中でチャリティー音楽イベントや、サンタの服を来てのランニング大会、クリスマス市場など、イルミネーションをともしながら、寒く暗い冬を満喫するための工夫がなされています。


ウメオ独特のクリスマスイベント、サンタランニング。大人コース、子どもコースそれぞれあります

ウメオ独特のクリスマスイベント、サンタランニング。大人コース、子どもコースそれぞれあります


チャリティー音楽イベントの様子。愛好家からプロまで、多くの人が演奏します

チャリティー音楽イベントの様子。愛好家からプロまで、多くの人が演奏します

 商店では、グロッグ(ワインベースに温めたクリスマスのドリンク、ノンアルコールも多い)やペッパルカーカ(シナモンなどのスパイスの利いたクッキー)などが、デパートや街の一角で振る舞われていたり、12月1日から24日まで日替わりのキャンペーンが行われていたりと、クリスマスプレゼントを購入したくなる雰囲気づくりがされているようです。


ウメオのデバート内に飾られたサンタクロースの家

ウメオのデバート内に飾られたサンタクロースの家

 朝はまだ暗い中、学校や職場に向かい、帰る頃には真っ暗。そんな時、グロッグやペッパルカーカ、クリスマス市場など見掛け、クリスマス音楽が流れるのを聴いていると、何とも表現し難いですがクリスマス独特の気分になれるものです。


野外テントでコーヒー販売、冬ならではの温まる光景です

野外テントでコーヒー販売、冬ならではの温まる光景です


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