フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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パリ2区のTABACタバコ屋

パリ2区のTABACタバコ屋

フランスには、「Tabac」という売店が存在します。
「キヨスク」と同じくらいの小さな規模ですが、通常、カフェやレストランなどの中に小さなスペースを設けて存在しています。

フランスのキオスクは、公園や駅の近くの小さな建物で、一部の面に壁が無く解放されていて新聞とか雑誌が並んでいる売店のことです。


有名なエッフェル塔近くのキオスク。

有名なエッフェル塔近くのキオスク。

パリ市内のキオスクの中には、列車にワゴンを利用したものなど、オシャレで魅力的な店もあり、キオスクをチェックしながら街を散策するのも楽しいですよ。


フランス国内すべてのTABACに、ニンジン型の看板が付いています。

フランス国内すべてのTABACに、ニンジン型の看板が付いています。

TABACが入っているカフェなどの表の壁に、このトレードマークのニンジンの看板を装備することを標準化し、人々に人参マーク=TABACを認識させました。
20世紀初頭に生みだされ、1930年代には国内に定着したそうです。

どうしてニンジンかと言うと、当時 煙草の葉を細かく刻んで巻いていたのが、すりおろしたニンジンの様だったからだと言います。

余談ですが、この看板のフォームは進化して、殆どニンジンに関係がない鮮やかな赤いダイヤモンドの形になって店頭に現われたりすることもあったそうで、時々規制に入るようです。


Metroレプブリック近くで、こんな大きく変形されたTabacの看板を見つけました。

Metroレプブリック近くで、こんな大きく変形されたTabacの看板を見つけました。

TABACは、便利なサービスとして、メトロやバスのチケットや各携帯電話会社のプリペイドカードを購入出来ます。
また、くじや郵便切手も販売してくれます。
日本のコンビニの様な存在で、住民に親しまれています。

ところで、このTABACは、誰でも開業できないという「秘密」がありました。
移民が色々な職業で活躍しているフランスですが、こればかりは譲れない?!…では、ないと思いますが、
フランス国籍をしっかり持った方ではないと開業できない職業だそうです。

切手や煙草など国のため 国民から税金を受け取る仲介役となる仕事だからと言うのも一理あるのかも知れません。




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