フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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息子の通う学校の今年度の優秀な教員陣。写真は同校のサイトより

息子の通う学校の今年度の優秀な教員陣。写真は同校のサイトより

 年一度、通常1学期と2学期の境目の時期、息子の通うフランス校では、担任を含めた各教科の先生方と面談する機会が設けられています。先生方も、各生徒の態度や成績を確認できる頃だからでしょうか。

 小学校の頃と違い、授業参観なるものは無く、唯一、先生方と接することができる機会ですから、受験生でなくとも両親で来校なさる熱心な方が多いです。


学校のサイトにアクセスし、親の希望をこのようにチェックを入れて示します

学校のサイトにアクセスし、親の希望をこのようにチェックを入れて示します

 懇談日の1カ月半ほど前に、電子メールで学校から懇談日の通知が入ります。その約1週間以内に、生徒の親は懇談希望の先生を選択しなければなりません。「懇談希望しない」という欄もあるのが面白いです。先生側としては、そこにチェックを入れられたら、ショックなような気がします。

 親の希望が必ずしも通るとは限らず、先生によってはスケジュールが合わず、懇談時間設定ができないことも頻繁に起こります。理数科系の先生は、やはり重要科目とあって人気です。彼らの教室の前には、待機する親たちであふれていました。

 10分刻みに交代しなくてはならない予定が、訊きたいことなどたくさんある親にとっては短いので、当たり前に延長されてしまいます。ですが、後に待つ親も次の予定があり、他の先生との約束時間にも影響を与え、ずれ込むわけです。

 こうして、最初のうちはスムーズに回っていたサイクルも、後半になるとグチャグチャになります。(笑)


今年の私のスケジュールはタイトではなく、10分間の移動時間がありました! 

今年の私のスケジュールはタイトではなく、10分間の移動時間がありました! 

 全科目の先生と面談すると張り切っていた友人もいましたが、かなり大変だったと思います。全校生徒2295人のマンモス校ですので、いくら学年別とはいえ、指定懇談日は1日で、約11科目の先生とうまく予定が組めるのは奇跡に近く、私は5人だけなのに、時間がずれ込むせいで予想外に忙しかったです。

 読者の皆さんも、「懇談」と言えば、何かと思い出があるのではないでしょうか?




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