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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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女子決勝の様子

女子決勝の様子

 女子決勝は、過去11回優勝の中山高級工商職業學校(以下、中山工商)と2連覇中の台中市立東山高級中學(以下、東山高中)の対戦。

 第1セットは32ー30までもつれ、中山工商が取りましたが、少しずつ会場の雰囲気に慣れてきた東山高中が盛り返し、第2セットを25ー18でとってからは、2連覇中のチームらしく要所をしっかり押さえ、中山工商に流れを渡さないような展開になっていきました。


3連覇決定の瞬間

3連覇決定の瞬間

 第3、4セットもそのまま東山高中が取り、3連覇となりました。

 紙テープが飛び交う中、コート上の選手たちが抱擁を交わし…


応援席のサブの選手たちも駆け寄り

応援席のサブの選手たちも駆け寄り

 応援席にいるサブの選手たちもあっという間に駆け寄り、歓喜の輪が広がりました。
 見ている限りですが、こうした選手間での引き継ぎが非常にうまくいっているような様子が伺えました。


最後は、指導者のもとへ駆け熱き抱擁

最後は、指導者のもとへ駆け熱き抱擁

 歓喜の輪が解けたとは、ベンチで待っているコーチのもとへ駆け寄り、熱い抱擁を交わしていました。

 周りから散々「3連覇」と言われ続け、プレッシャーが大きい中で達成し、その重圧から解放されたのが伝わってくるような光景でした。


選手入場時にハイタッチを交わす邱得全(チュウ・ダーチュエン)監督(背番号3の選手の右側)

選手入場時にハイタッチを交わす邱得全(チュウ・ダーチュエン)監督(背番号3の選手の右側)

 男子決勝は、繰り返しになりますが、最大の主役であり、注目は、初めて決勝へ進んだ新北市立瑞芳高級工業職業學校(以下、瑞芳高工)。

 特に、邱得全監督の選手と一緒に喜怒哀楽を表す熱血漢だけでなく、余分なことは極力言わず、できるだけ選手に任せて状況を見守る姿に、私自身ひかれていきました。

 対戦相手の台中市立豐原商業高級中等學校は、5連覇中で選手たちも経験豊富。戦力面でも圧倒的優位に立っています。

 瑞芳高工は、この難攻不落の相手にどのような戦いを見せるでしょうか。

 つづく


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