フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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空軍によるデモンストレーションが豪快で、特に国旗色が空を覆うのは一見の価値がある

空軍によるデモンストレーションが豪快で、特に国旗色が空を覆うのは一見の価値がある

 毎年7月14日フランスでは、1年で一番大きなイベントである「パリ祭」が催されます。

 1789年パリ民衆がバスティーユ牢獄を襲撃した事件が発端で、フランス革命がはじまりました。

 王族が無力になり、一気に特権身分の権威の失墜となったこの革命を改めて考えると、フランス人の秘められたパワーは、凄いなあと思います。

 私は、このパワーを垣間見ることができる、この時期のパリが好きです。また、パリ市民は、夏のバカンスで留守にしているので、人口密度が低く過ごしやすいです。

 皆さん、パリを訪れる機会を作ってほしいほど、いろいろなイベントで溢れている7月のパリです。


まず仏大統領マクロンが、シャンゼリゼ通りを通過し、パレードがスタートする

まず仏大統領マクロンが、シャンゼリゼ通りを通過し、パレードがスタートする

 軍事パレードは、14日の朝10時にスタートするので、午前8時以降は、近辺の公共交通機関が使えなくなります。8時前に行くのが一番良いが、9時でも十分観れる場所を確保できます。

 私は、シャンゼリゼ通りの次の地下鉄駅で降りて、歩いてシャンゼリゼに向かいました。

 招待席の人と無チケットの人の入場ルートは違うので並ぶ前に、訊くのがベスト。

 今年は、PCR検査証明やワクチン証明もいらず、とてもスムーズに入れました。

 9時頃シャンゼリゼ南側歩道に到着。※必ず、日光が眩しくない方に立つのがお勧め。


 今年も堂々とユニフォームを着て、颯爽に行進してゆく凛々しいフランスに従事する各隊を見ることができました。

 観客から一番拍手が多かったのは、何か想像がつきますか?

 驚きましたが、消防隊でした! すごい人気でした。

 やはり、市民の身近なヒーローはどこの国も同じなのですね。


個人的に好きだった、海外領の軍のインドのユニホーム

個人的に好きだった、海外領の軍のインドのユニホーム

 パレード中、観客は自分のスマホで全体の進行状況を生中継で見ながら、同時に目の前の行進を楽しんでいる人が多かった印象です。「まだ来ない、、」とかイライラせずに、状況を把握できるので、いい方法だなと思います。


 警察犬を連れた一行も、多くの拍手を受けていました!

 警察犬を連れた一行も、多くの拍手を受けていました!

 今年は、海軍、多砲塔戦車などの行進が、例年に比べて少なかった印象ですが、パリ祭の幕開けにぴったりの華やかな印象は変わらず、楽しむことができました。

 アクセスが意外と簡単なので、是非機会があれば見に来てほしい、革命記念日パレードをお届けしました。


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