フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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サヴォワー地方のチーズフォンデュ鍋

サヴォワー地方のチーズフォンデュ鍋

 フランスでは、お正月休みが終わったばかりだと感じている2月に、2週間のヴァカンスが始まります。とても幸せな国だと感じる時です。これが、フランスでは、「冬休み」と言われていて、多くの人がスキーに出かけます。

 今回は、この時にフランス人が必ず食べると言っても過言ではない『チーズフォンデュ』についてご紹介いたします。


アルプスのスキー場

アルプスのスキー場

 チーズ消費量の多さで世界トップを誇る、チーズ大国フランスなので、このメニュが人気なのは頷けますね。

 フランスでスキーに行くと言えば、アルプス地方が主で、そこのチーズフォンデュは、贅沢なボーフォールbeaufortチーズとコンテcomtéチーズをふんだんに使用し、キルシュを加えたリッチな味です。フランス人にとって、みんなで一つの鍋を囲んで食べる料理はまれですから、それも一つの魅力なのだと思います。

 スキー場の名物料理で、お一人様28ユーロ/約4400円で食べられます。でも、注文は2名様以上なので、1人で注文したら、あっさり断られてしまいます。


付け合わせで出される生ハムは、また格別に美味しい

付け合わせで出される生ハムは、また格別に美味しい

チーズは塩分も多いし、食べすぎると、お腹がもたれ大変な思いをすると わかっていますが、スポーツをした後の空腹感もあり、おいしくてドンドン食べてしまうのが『チーズフォンデュ』なのです。



 寒さも疲れも、忘れてしまう楽しい冬の定番料理を、この時期にフランスに来たらぜひ体験してもらいたい!

 しかしながら、フォンデュは、野菜やパンなどを鍋の中で熱々になって溶けているチーズにからめて食べるのですが、これを、日本の煮立った湯にくぐらせ食べるしゃぶしゃぶの感覚で、食べていると大変なことになりますので注意してくださいね。



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