フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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仏人アーティストNastyの作品

仏人アーティストNastyの作品

 パリ市は、2014年から『革新的な都市プロジェクト』と題して、世界中の開発者、投資家、デザイナーにパリに新たな命を吹き込むことを目的としたアイデアを出すように呼び掛けています。

 今回は、その一つであるセーヌ川の魅力を強化する新たな用途開発を狙った候補者の企画で、誕生したアートスペースを皆さんにご紹介いたします。


セーヌ河に架かるアンヴァリッド橋の横に停泊する船FLUCTUART

セーヌ河に架かるアンヴァリッド橋の横に停泊する船FLUCTUART

 3階建て、面積が約1000平米の3フロアーからなるアートのギャラリーFLUCTUART(とても読みづらいが、フリュクチュアール)です。

 何が革新的かというと、何よりも、ゆらゆら波に揺れる船上であるという点でしょうか。


セーヌ川の眺めを楽しめるルーフトップから。

セーヌ川の眺めを楽しめるルーフトップから。

 ルーフトップバーがあり、此処からの景色が最高にカッコイイです!
セーヌ河を行き交うバトームッシュやシャンゼリゼ大通り近くにあるグラン・パレも眺められる場所に停泊しています。
 
 ロマンチックなパリの光が灯り始める夜も格別ですよ!


 また、このフリュクチュアールは、2019年より新しい展示施設が設けられました。
 
 私が訪問した時は、フランスのストリートアーティストのナスティ回顧展でした。35年間の彼の活動がぎっちり凝縮されているのを眺めていると、彼が芸術を明るく楽しんでいるのが感じられました。
 
 彼は良くパリの地下鉄構内で政策活動をしていたので、もしかしたら実際出会っていた可能性があったかと思うと、より親しみが湧きました。


地下鉄駅の表示板。左は2024年1月撮影。右は以前Nastyによって上描きされたもの

地下鉄駅の表示板。左は2024年1月撮影。右は以前Nastyによって上描きされたもの

 また、とても素敵なのに、『入場無料』というのが、革新的というコンセプトに当てはまりますね!
是非、お勧めしたいスポットです。

 ミニInfo:停泊地は、セーヌ左岸(リヴ・ゴーシュ)、アレクサンドル3世橋の西側。地下鉄駅Invalides。正午から真夜中過ぎまでOpen。


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