台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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中信ブラザーズの彭政閔二軍監督

中信ブラザーズの彭政閔二軍監督

 プロ野球・中信ブラザーズの彭政閔二軍監督がトークショーに現れるということで、長い列ができていたようです。彭政閔二軍監督は、通算安打数歴代2位の2044本の記録を持っていて、野球にストイックに取り組む姿勢から多くのファンから愛された今でいう”レジェンド”選手でした。

 また、ファンをとても大切にする姿勢から、老若男女を問わず愛されている方です。その方の半生を綴った本と漫画(電子版です)が同時に刊行されるということで、参観に来ていた子どもたちや熱心なファンが集まっていたようです。

 昨年、元阪神の林威助監督の配置転換を受け、途中から一軍監督に就任したものの、公式戦終了と同時に成績不振の責任をとって辞任を申し出、また二軍監督に戻りました。未来の発展に期待したいところです。


ミッフィーの作者・ディック・ブルーナーの紹介

ミッフィーの作者・ディック・ブルーナーの紹介

 今年のテーマ館は「オランダ」でしたが、出版関係で真っ先に思い浮かぶのはミッフィーではないでしょうか。オランダのメインテーマのブースは、ミッフィーの作者・ディック・ブルーナーの紹介コーナーだけでなく……


着ぐるみのミッフィー

着ぐるみのミッフィー

 絵本の販売コーナーも設けられ、来場者が多くなる週末には、不定期で着ぐるみのミッフィーが登場して、記念撮影に応じていました。

 小さい子どもには、こうしたサービスは欠かせませんね。


鄭南榕のイラスト

鄭南榕のイラスト

 鄭南榕は、1980年代に雑誌「週刊自由時代」を創刊し、その編集長として台湾社会の民主化を強く訴え、当時の政府と闘ってきた民主活動家としての一面を持っています。また、1989年に国家反逆罪で逮捕されそうになり、71日間立てこもった自社の編集長室で焼身自殺を図る最後を遂げました。

 鄭南榕のこうした行動は、今の台湾の民主的社会を構築するきっかけになったと言われ、上の写真のような書籍で語り継がれるようになっていますが、この場ではじめて見かけ、驚きました。


懐かしいコクヨのノートの表紙

懐かしいコクヨのノートの表紙

 最後は、文房具を扱うコーナーから。

 単独で出展していたコクヨは、壁面に過去のノートの表紙をプリントしていましたが、過去に使用していたノートの表紙を見つけ、懐かしい思いに浸りました。中へ入り、ノートの進化を目の当たりにし、最新の文房具事情についていけてない自分に気づきました。

 出展数が減少気味なのが気になりますが、こうした文化、歴史などの交流点として重要な役割を果たしていることを考えると、続いてほしいと願わずにはいられません。


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