台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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「スマホ撮影可、ただし録画・録音、フラッシュ使用厳禁」という表示付きの案内ボード

「スマホ撮影可、ただし録画・録音、フラッシュ使用厳禁」という表示付きの案内ボード

 過去に何度も触れていますが、サイン会などの舞台活動は、日本人の作家や声優の場合、現在ではほぼ撮影禁止であるだけでなく、外から撮影できないよう高い仕切りが設けられることが多くなりました。それは、別室での記者会見も同じで、担当の方から送られてくる写真を報道用として使うことを求められ、以前のようなことはなくなりました。

 また、2年前から日本をはじめ、海外からゲストが来るようになりましたが、それに合わせるように舞台での台湾人作家の活動も減っていきました。それでも、少しでも台湾人作家を育て、自分たちの漫画文化を構築していこうとがんばっている出版社もあります。

 今回は、その出版社が行ったサイン会の様子を紹介します。


(左から)白靈子さん、吐維さん、月亮熊さん

(左から)白靈子さん、吐維さん、月亮熊さん

 今回見てきたのは、「極深空計畫(Xtreme Deep Field Project)」というバーチャルYoutuberをモデルにしたライトノベルで、作画を白靈子さん、それぞれのキャラクターのストーリーを吐維さん、月亮熊さんが執筆を担当した作品のサイン会です。このうち、月亮熊さんは、大手出版社のコンテストで、男性向けライトノベル部門の銀賞を受賞した実績もある方です。

 集客力は高く、私が到着したころには多くの人が集まっていました。

【参考】
https://www.tongli.com.tw/WebPages/events/2025/2025TICA/event3.htm
https://gnn.gamer.com.tw/detail.php?sn=276818


ファンとの交流イベントも盛況

ファンとの交流イベントも盛況

 サイン会と並行して、関連グッズがもらえるクイズ企画も行われていて、こちらもしっかり盛り上がっていました。


ファンにサインを手渡しながらお話しする白靈子さん

ファンにサインを手渡しながらお話しする白靈子さん

 過去のサイン会で見かけた光景ですが、今回もしっかり再現されていて、ホッとしました。日本人のゲストの時は、どうやってコミュニケーションをとっているのか気になりながら見ていましたが、今は見られなくなってしまい、寂しい限りです。


最後はキャラクターのボードに3人でサイン

最後はキャラクターのボードに3人でサイン

 舞台にあるキャラクターのボードに3人がサインを入れ、簡単なトークを行ってその場を終了しました。

 「漫画とライトノベルは違う」といえば、それまでなのかもしれませんが、マンガ家とは違う集客力と盛り上がりに驚きました。

 台湾人作家に関しては、可能な限り追いかけ、紹介していきます。


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