フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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来年の春まで予約でビッチリ埋まっている彼は、仕事の真っ最中でした

来年の春まで予約でビッチリ埋まっている彼は、仕事の真っ最中でした

 スペインのみならず世界中から注目を浴びている刺青彫師ジョンディックス氏の仕事場に入り込み、インタビューをしてきました。

 日本では刺青専門誌TATOO BURSTにも掲載され、大阪の刺青店Three Tides Tattooとも交流があると教えて下さいました。
 
 毎週2~3人のお客は外国からだそうで、飛行機に乗ってやって来ます。


2002年から勤めている彼の店「LTW」バルセロナ1区Tallers通29

2002年から勤めている彼の店「LTW」バルセロナ1区Tallers通29

 彫師になるきっかけは、彼の絵を見た人が「一度、彫ってみないか?」と誘ったことだそうです。
幼い頃から学校の美術クラブに参加し、自然に描くことに楽しみを持てたと言います。

 彼の絵の描写が刺青に向いていたのかもしれないと私は感じました。
インド・タイ・ビルマ―の国々を旅し、アジアの美学を鍛えた彼は彼独特のオリエンタルな美学スタイルを確立しています。


「オリエンタル・タトゥーデザインズ2」彼は大きいので本が小さく見えます

「オリエンタル・タトゥーデザインズ2」彼は大きいので本が小さく見えます

 インド、ロンドンの有名彫師である友人2人と共同で本も出版し、一刊目は完売。
今年2刊目を出版したばかりです。
中を見てみると実物大の刺青の模様がぎっしり描かれていました。


Jondix氏の彫道具のコレクションは彫師にとって、ヨダレもの!

Jondix氏の彫道具のコレクションは彫師にとって、ヨダレもの!

 店には彫師が他に4人いるので、観光客が予約なしに来る事が良くありますが、受け入れてくれるそうです。
ただ、超人気者なので、彼にして貰おうと思うと事前予約をしなくてはなりません。

 話していると彼の優しい説明や気の付く態度で納得が出来ます。
テクニックのみならずお客を引き付ける人柄で引っ張りだこなのでしょう。

 次回は刺青デザインについてお伝えします。


 Jondix氏のサイト www.holytrauma.com/


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  • 3 コメント

3 - Comments

sabaより:

2010 年 01 月 20 日 10:06:37

日本だと入れ墨はあまり良い印象が無いようですね。
ヤ○ザのイメージが強いせいでしょうか。
外国人だと恋人の名前を彫っていたりとか結構ありますよね。

素朴な質問ですが、どのくらい痛いのでしょうかね。

別紙あつこより:

2010 年 01 月 20 日 23:27:14

確かに、日本では刺青に対してのイメージが好印象を与える事はありませんね。
外国では、私の知っている3歳の子供でさえしていて驚きました。
子供は、カッコイイしょ?っと、大喜びしてるんです。
大きくなったら、絵が伸びるのかな?なんて考えてしまった私も、しっかり日本人です。
とにかく、私の周りを見ても、夏になって肌を出すようになって「え?!あなたも、刺青していたの?」と、驚いた事の多かった事。
肌に、好きな飾りを入れるのは、自然な事だと彼らは言うのです。

さて、SABA様からの、ご質問の、どの程度痛いのか?という事は、私も知りたくて、その場でされている人(写真の人)に聞きました。
Jondix氏と談笑したりしているので、あまり痛くないのかな?とも思いましたが、「痛いですよ」との答え。
隣室では、筋肉隆々の大きな男の人が、叫んだりしていたから、痛いに違いありません。
ただ、どのくらい痛いかは、実際経験しなくては判らないと思いました。



Mayより:

2010 年 01 月 22 日 12:36:03

彫道具だけでも充分怖いです。。

でも、よぅ?く見ると美術品みたいな道具ですね。
彼のこだわりが伝わって来ます。

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