鶴瓶さん初主演映画 モントリオール映画祭に出品
2009.06.14 up
タレントとしても活躍する落語家・笑福亭鶴瓶さんが、芸歴37年目にして初めて主演を務めた映画「ディア・ドクター」が完成。8日に名古屋で完成披露記者会見を行いました。
映画初主演を果たした笑福亭鶴瓶さんと西川美和監督
鶴瓶さんと名古屋には深い縁があるのです。
鶴瓶さんが進行役を務めるCBCテレビの人気番組「スジナシ」は、放送スタートから11年目を迎える長寿番組。
タイトル通りこの番組には台本(スジ)も打ち合わせもナシ。
鶴瓶さんとゲストの俳優さんがまったくのアドリブでドラマを展開するという大胆な趣向で、即興劇ならではの緊張感の中、個性派、演技派と言われるベテラン俳優らを相手に毎回見応えのあるドラマを作り上げています。
そんな経験から体得したであろう独特の“間合い”が実に見事だったと、監督の西川美和さんも鶴瓶さんの演技を絶賛。
ストーリーの中には、あえて台本を白紙にしてあるシーンが数カ所あり、設定以外はすべてお任せという状態でカメラを回したそう。
そんな場面でも期待以上の芝居を見せてくれ、リアリティあふれる素晴らしいシーンができたと、撮影時のエピソードを披露していました。
モントリオール世界映画祭にも正式出品されている「ディア・ドクター」。僻地医療をテーマにした感動のヒューマンドラマに期待が集まっています。
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