フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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バルセロナ3区の細い路地

バルセロナ3区の細い路地

 バルセロナのカタルーニャ音楽堂から少し奥に行くと、下町の雰囲気が漂う狭い路地ばかり。
 そこで何と日本の陶工房を発見しました!


広島出身の荒木元子さんは8年前からこの地にアトリエを構える

広島出身の荒木元子さんは8年前からこの地にアトリエを構える

 広島出身の荒木元子さんのアトリエです。
 ウインドーに飾られた陶器に誘われ、入ってくるのは何故かフランス人が多いとか。
客の多くは、美しい「静」を感じる日本の器の魅力を、デコレーションとして考えていて、プレゼント用に購入される方が多いとの事。


毎年展示会を開催。今年は、5月28日〜6月2日でした

毎年展示会を開催。今年は、5月28日〜6月2日でした

 日本の器の製作技術の指導もしています。
 毎週好きな時間帯に来ても迎えて下さる柔軟さ!(実を言うと…人数調整したくて何度も生徒さんに連絡してから来るように頼んだが、してくれなかったので諦めたそうです。スペインらしい)

 では、生徒さんに和食器について、どう感じているのか、尋ねてみました。


日本の哲学、ステータスが好きで陶にそれが感じられるとエヴァさん

日本の哲学、ステータスが好きで陶にそれが感じられるとエヴァさん

 エステルさん=上品であり繊細、単色で仕上がっていても濃度差があり、風合いがあるからとても好き。

 マルティン氏=欧州ではしない「菊練り」をするし、四季を取り込んだ陶器の用途性に惹かれている。


日本食堂で器を食物によって使い分けているのを見て興味を持ったエドワルド氏

日本食堂で器を食物によって使い分けているのを見て興味を持ったエドワルド氏

 スペインでは、食器をあまり重んじない傾向にあるので、この地で、陶器を扱う仕事を続けて行くのは大変だと荒木さん。
 それでも居るのは?…「毎日充実しているから!」と、キッパリ答えて下さいました。

 色んな分野で、日本文化に触れる外国人が増え「第二次世界大戦と産業発展国の日本」と言うだけではなく、より深く日本を知り、好きになって行って欲しいと思いました。


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