合い言葉は「シェア・ザ・ロード」なごやカーフリーデー
2009.10.01 up
ペンキを使って、道路の上でメッセージボードを作成
真っ青な秋晴れの空の下、名古屋のシンボル・テレビ塔がそびえる栄の久屋大通で「なごやカーフリーデー2009」が行われました。
栄のど真ん中にそびえ立つ「テレビ塔」
カーフリーデーは「道路を歩行者に開放し、車を使わない街を体験しよう!」という都市交通イベントで、9月22日を中心にヨーロッパなど2000を超える都市で実施されているものです。
栄の中心を南北に走る主要道路「久屋大通」の一部を通行止めにし、車のない都市空間を実現。普段は車やバイクで渋滞となる道路の上に芝生を貼り、その上で「シェア」についての講座や、セグウェイの試乗体験などが開かれました。
道路に敷き詰められた芝生の上で「授業」も!
中でも注目を集めていたのはこちら。
思い思いの出で立ちであらわれ、道路の上でいきなりメッセージを書きなぐった男性たち。
できあがったメッセージボードを背負い、そのまま自転車で走り去っていきました。
実はこの人たちの目的は「道路はみんなのもの」というシェアの精神を広めること。合い言葉は「シェア・ザ・ロード」。
道路は車だけのものではなく、自転車や歩行者にもやさしく、みんなが思いやりを持って共有しよう!ということだそうです。
道行く人々からの声援を受けながら、熱いメッセージを背に名古屋の街を走り抜けたみなさん。
ユニークなパフォーマンスで交通エコライフの普及に一役買っていました。
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