メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 メキシコの食事といえば、トウモロコシのトルティーヤを主食に、肉、肉、肉、野菜すこし、果物。そして、お菓子、甘いパン、ジュース。

 政府は今、「打倒!糖尿病」キャンペーンをしています。
 街の中心部にはデカデカと政府公報のパネルがあり、「この国では糖尿病が原因で1時間に5人、亡くなっています」と、ぼよよんとしたお腹を映して、コピーがその危険を知らせています。


ご家族揃って「巨漢」ですが、見慣れて来ます

ご家族揃って「巨漢」ですが、見慣れて来ます

 先日、知り合いのおばはんとおしゃべりしていたら、最近医者から、糖尿病予備軍だから、食事制限を指導された、とのこと。
 予備軍? 彼女の見た目体重は100kg。
 50代後半、身長158cm。これは予備軍どころじゃぁないはず。
 旦那さんも、60代前半、身長165cm、見た目体重120kg。 
 末の息子さんも10歳で堂々の80kg超え。
 遺伝とかのまえに、確実に食生活に原因がありそう…

 「なにが辛いかって、コーラが飲めないんですよ!」と嘆くおばはん。
 コーラ?「指導」以前は少なくとも、600ccのコーラを一日に2本は飲んでいたそう。それに含まれるお砂糖の量を考えると、小さじ15杯近くになるはず。

 では、ダイエット飲料に換えてみたら?と言うと、あんなものは飲めない、と。

 では、茶を飲め、茶を!(とは言えませんでしたけどね)

 メキシコにはどんな小さな村にも、例の赤いコーラの車が入って行きます。売っています。人々は、「お茶を一杯」の感覚でコーラを飲みます。そこさえなんとかすれば、この糖尿病蔓延国も少しはなんとかなるのかも?
 (ですが、緑茶にレモン果汁と砂糖を入れて売っている国ですか…)





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